2019年6月23日日曜日

映画『天才作家の妻 -40年目の真実-』

2017年 監督:ビョルン・ルンゲ
製作国:スウェーデン/アメリカ/イギリス
at ギンレイホール





糟糠の妻とか本当吐きそうになるくらい嫌いで、こないだまでやっていたNHK朝ドラ『まんぷく』の気持ち悪さをいつか書こうと思っていながらまだ書いていない。
で、この映画は糟糠の妻っぽいけど夫婦にはある秘密があって、という話。
すかっとするのを期待していたけど、そういう系ではなかった。
夫ジョゼフ(ジョナサン・プライス)の駄目っぷりが凄いのだが、不倫しながらも妻ジョーン(グレン・クローズ)をちゃんと愛しているところが憎めない。
妻ジョーンもなんだかんだで夫が好きなのね。何度も裏切られ、栄光や名誉も捨て去っているというのに。
昔からこういう男女関係ってあるけど(『夫婦善哉』とか)、私がいなきゃ駄目だと思わせるような男ほどもてるっていうのはいつの時代になったらなくなるんだろうか。

ノーベル賞の式の裏側とか見れるのが面白い。
若い頃のジョーン役のアニー・スタークはグレン・クローズの娘らしい。美人。
他にクリスチャン・スレイターも出演している。

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