2018年 監督:アダム・マッケイ
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
こっち見てから『記者たち 衝撃と畏怖の真実』見ればよかったかも。
こっちの方が当事者なので、外から取材する側より突っ込んだ内情が見ることができる。
イラク戦争を巻き起こし、史上最悪の副大統領とも呼ばれるディック・チェイニーの自伝映画。
ディック・チェイニーはまだ生きているし、こういう伝記物って偉大な人物でやるもんじゃないのか?
成功譚あり、駆け引きあり、家族ドラマあり、でディック・チェイニーの人物像に迫っており、主人公としてなかなか面白い。
中盤のえせエンドロールで終わっていれば世界中の人が幸せだったものを。。
政界に復帰してからの極悪ぶりもそれまでの流れであまり嫌悪感なく見ることができるのは、全編結構なブラックコメディ調になっているからだろうか。
フィクションならいいけど、ほぼノンフィクションであって、コメディで軽く包んでやっているのが隠しているというか、より辛辣な感じ。
ディック・チェイニー役にクリスチャン・ベイル。
クリスチャン・ベイルってどんな顔だったっけと思うくらい別人物に見える。
他、チェイニーの妻役で影のドンにエイミー・アダムス。
ラムズフェルドにスティーヴ・カレル。
ブッシュにサム・ロックウェル。
パウエルにタイラー・ペリー。
登場人物が実在の人たちによく似ているのね。段々本人なんじゃないかとすら思ってくる。
ジョージ・W・ブッシュっていいとこのわがままなぼっちゃんみたいな雰囲気が当時嫌いだったけど、この映画のブッシュ像のそのバカっぷりは訴えられないのだろうか。
2019年9月1日日曜日
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