2019年10月20日日曜日

映画『誰もがそれを知っている』

2018年 監督:アスガー・ファルハディ
製作国:スペイン/フランス/イタリア
at ギンレイホール




時計塔の中って怖いよね。
あの歯車とか巻き込まれたら大惨事だし。
そういう緊張感の欠片もない若者たちや鳩にこっちが緊張する。
そして何より時計塔の中が出てくるのは名作と決まっている。
文字盤の割れた隙間も映える。

ラウラ(ペネロペ・クルス)は妹の結婚式に出席するために子供を連れて帰郷する。
家族や幼馴染のパコ(ハビエル・バルデム)と再会してまぶしいくらいの賑やかさに溢れる。
結婚式も幸せに幕を閉じようとした矢先、ラウラの娘イレーネが家の中から突然失踪する。
ほどなく誘拐犯から連絡がきて。。

ミステリーだけどあまり謎解きのヒントのようなものはなく、小出しにされる過去やら秘密やらの人間関係の変化が主軸になっている。
見終わってから知ったけど、監督はアスガー・ファルハディだった。

生意気ざかりで未来に希望しか見えていなかったイレーネの今後が心配だ。

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