2019年 監督:中野量太
製作国:日本
at ギンレイホール
蒼井優演じる芙美と一緒に暮らしているらしき男性が中学生っぽいのだが、息子役でも弟役でもなんだか年が合わないと思って悩んでいたら、まさかの恋人役だった。
中学生じゃなくて社会人らしい。
父親(山崎努)が認知症になった。
妻(松原智恵子)は献身的に夫を支え、二人の娘(蒼井優と竹内結子)もサポートする。ただし姉の方はアメリカ暮らしだけど。
中野量太監督って、光に溢れてはっきりくっきりした映像の中で力強い人達を描きながらも、同時に人間の外観やら内面の醜い部分をさらっと映像に載せるっていう印象がある。
今回もそんな感じ。
万引で捕まった時のスーパーの店員は殴りたいくらい腹立つ。
お母さんたちみたいな夫婦になりたかったと言う長女の夫(北村有起哉)は一体何が悪いのか。
少し冷たい感じはするが(部屋はいつも薄暗い印象だし)、父親(山崎努)が気さくだったとも思えない。
結局は妻が我を捨てて、というか何より夫が第一で夫を支えることが生きがいという昔ながらのスタイルであれば、よほどひどい夫でない限りは夫婦円満ってことに帰結するのではないかと思った。
2019年11月17日日曜日
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