2020年1月12日日曜日

映画『よこがお』

2019年 監督:深田晃司
製作国:日本
at ギンレイホール




冒頭の美容室のドアを開ける音が大きいのに始まり、結構音をよく拾う。
そういう映画は好きなはずだけど、見終わってみるとあまり音についての印象が薄いなぁ。

訪問看護師として優秀な白川市子(筒井真理子)は信頼も篤く、訪問先の大石家では長女の基子(市川実日子)に勉強を教えてあげるほどだった。
しかしある日、大石家の次女で眉毛が凛々しい次女のサキ(小川未祐)の誘拐事件が発生し、そこから全てが崩れ始める。

今検索していてそうだったんだと気づいたけど、市子と美容師(池松壮亮)とのシーンは時間軸では未来のシーンだったんだね。
なんか市子の住んでる部屋が変だなとは思っていたんだ。

ジャージ姿の市川実日子がかわいい。
役どころが中学生みたいな恋愛でかわいい。
市子が見ているとも知らずに横断歩道でせっせと物を拾い集めている横顔の生きている感じが美しい。
で、そういえば結構前から活躍しているし今いくつくらいなんだっけと調べたらもう41歳か。
妹役の子の母親でもいい年齢なのに姉役でも全く違和感無かった。

筒井真理子はなんかおっとりした中で鬼気迫るものがある。
ヌードも攻めるよなぁ。

池松壮亮って昔から苦手でその原因やきっかけも思い出せないのだが、この映画では役柄によく合っていた。
ぼそぼそ喋って何考えているかよくわからなくて退廃的な雰囲気が。

深田晃司監督は『淵に立つ』の人か。

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