製作国:韓国
at ギンレイホール
なんというか昔懐かしい感じの映画。
オープニングタイトルのござっぽい布地にキャストが表示されるのが小津っぽいと思ったら主人公が大の小津ファン。
いや、懐かしいのはそこじゃなくて、レスリー・チャンが出てくるのね。
もちろん偽物で幽霊で似てすらいないけど。
ランニングシャツのこの下着っぽい姿は確かにレスリー・チャンは(というかあの時代の香港映画の出演者は)しょっちゅうこんな格好していた気がする。懐かしい。
こういうゆるいコメディドラマも香港ノワールの影に隠れて2000年前後くらいの香港映画でよくなかったっけ。
まあどっちにしろ恐らく小津を目指していたのだろうけど。
つまらなくはないけどさして面白くもなかった。
40前後の美人でもないおばさんを主人公に据えて、ゆるいコメディ撮ろうという気概、というか実際映画を作ってしまえるという香港映画界は懐が深いなぁ。
告白して走って逃げるところは可愛らしかった。
公式ページで公開されている
この辺のshort shortとかmusic video見て面白そうだと思ったら本編も見たほうがいい。
逆に苦手に思ったら見ないほうがいい。
私はmusic video少し見てなんか苦手だった。
監督のキム・チョヒはホン・サンスの映画のプロデューサーやっていた人らしい。
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