製作国:日本
at ギンレイホール
見る前、152分とか本当勘弁してほしいわ。正気かよ。
見た後、なにこの傑作。。
ドキュメンタリー・ディレクターの木下由宇子(瀧内公美)は3年前の女子高生自殺事件の真相に迫るドキュメンタリーを撮影中だった。
いじめで自殺だけど教師に乱暴されたという話になってその教師は自分は無実の遺書を残して自殺した事件。
いじめを隠蔽かつ邪魔な教師を冤罪で排斥しようとした学校側の対応や煽るマスコミに憤るドキュメンタリー。
遺族や加害者側家族とのコンタクトから取材・撮影、検閲する局、といろいろ神経使いそうな作業を黙々とこなす。
で、由宇子の父親は学習塾を経営していて、由宇子も先生として手伝いなんかしている。
そんなとき父親が。。
あ、前半部分だけどなんか書きすぎたか。
父親役の光石研は年の離れた夫役かとしばらく思っていたわ。
塾行ったことないから知らんけど、生徒を下の名前で呼んでいるのがなんかキモかった。普通そうなんか?
あまり普通じゃないなら、それからあの事件、ってマスコミが飛びつくぜ。
マスコミに煽られた世間の目で加害者家族の人生が詰むのは由宇子自身がさんざん接してきた事実。
孤軍奮闘ってやつだよな。心労でハゲそうだ。
由宇子のバイタリティに感服する。
物語は最後の方でいろいろ二転三転してラストの方は展開がいろいろ衝撃よね。
面白かった。
予告編にもある「どっち側なんだよ」「側って何?」は本編の流れで見るとぞくっとした。
0 件のコメント:
コメントを投稿