2022年5月21日土曜日

映画『ほんとうのピノッキオ』

2019年 監督:マッテオ・ガローネ
製作国:イタリア
at ギンレイホール




予告編見ての通り、まあキモい。
キモかわいいのもいるけど、どちらかといえばまあキモい。
キモいダークファンタジーっぽい映像を楽しむ映画かな。

ストーリーはカルロ・コロディの原作にたぶんかなり忠実っぽい。
ピノッキオはかなりの悪童。言葉は話せるが生まれたばかりだしね。善悪の区別もつかないしわがままで自分勝手。
ピノッキオのくっきり二重のつぶらな瞳がまた小憎たらしいんだわ。
この1mmも感情移入できない主人公が冒険を通して成長していく物語。
序盤からいきなり自己犠牲の精神見せたりして、悪童なのかいいヤツなのかぶれぶれなんだよなぁ。

かたつむりの粘液で滑るところはめっちゃ笑った。

ロベルト・ベニーニは2002年の全盛期頃に自身の監督脚本で原作に忠実な『ピノッキオ』を作っているのね。
しかも主演でピノッキオを演じていたのか。すげー。

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