製作国:日本
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『孤狼の血』の続編。
原作にはないオリジナルストーリーらしい。
にしてもめっちゃ面白かった。
今作では日岡秀一(松坂桃李)が主人公となる。
あれからかなり頑張ったらしい。完全に裏社会をコントロールしている。
そこに上林成浩(鈴木亮平)という五十子会長の右腕だった男が出所する。
なんか礼儀正しい人の良さそうなあんちゃん。
と思ったのもつかの間、、、悪魔や。。
この上林っていうのがマジで恐ろしい。
組長警察一般人、見境なさすぎる。頭悪いんだろうな。
それが押し通ったのは裏である思惑があったからなんだけど、一番野放しにしちゃいけない男に自由を与えたらそりゃあ秩序が崩壊するわ。
鈴木亮平ってこんなに耳が尖っていたっけ。
変な髪型含めて悪魔にしか見えん。
こんなところにスパイ送り込むとか正気の沙汰じゃないんだけど、見てるこっちは上林が次にどんな行動するのかビビりながら見ているから、緊張感がものすごい。
上林の過去を少し掘り下げたり等、キャラクターとしても大事にされている感があって、最後の方なんてなんか可哀想かっこよく見えてくる。
登場人物は多い。
印象的なキャラクターが多くて飽きない。
音尾琢真演じる成金ヤクザとかさ、前作では下っ端とはいえ結構イケイケなヤクザだったのにすっかりコメディ雑魚キャラにwww
腹黒な監察官(滝藤賢一)は、お前何様っていう凄みをきかせたりして大物ぶっているところでの最後の落差とか、痛快。こういう落差の演技できるのって凄いよね滝藤賢一。
中村梅雀、宮崎美子の胡散臭さとかさ、癖強い人達ばっかり。
吉田鋼太郎演じる会長の雑魚感とか三宅弘城演じる警部補の正義感だけの無能キャラとか大物なのか小物なのかわからない斎藤工演じる若頭とか。
あまり出番のない尾谷組組長代行役の渋川清彦の最後のシーンのクローズアップ顔はあまりに渋すぎて笑いそうになった。
あまりに素人でなんか違和感あると思ったクラブのママ役は柚月裕子だった。
ドキドキで最高に面白かったよ。上林は映画史に残る悪役。
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