製作国:アメリカ / 香港
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ジャッキーチェンの昔の映画はだいたい見ている気になっていたけど、なんか見たことないやつが何本かありそう。
これもその一つ。
舞台はアメリカ。
マフィアに店を脅かされなんやかんやでバトルクリーク格闘技選手権とかいうのに出る話。
ストーリー上の面白さはなきに等しいかな。
ローラースケートの賭けレースにしろ、格闘大会にしろ、ルールがなんでもありすぎて大らかというかぶっ飛んでいて面白い。
レースなんか選手同士の妨害ありどころか、観客まであからさまに妨害して、それでなんとなくレースが成り立つんだから、無法地帯どころかむしろかなりお行儀がいい。
格闘技大会も、決着の場面を観客が誰も目撃していないのに優勝者が決まって誰も文句言わないという。。
思えば冒頭の高所での謎の筋トレ(しかもドライブデート中?)からぶっ飛んでいたな。普通に凄くはあるので構わないけど。
暴力反対の父がジェリー(ジャッキー)の格闘技大会での活躍を大喜びしているのも深い謎。
中国人同士のカンフー対決が少しあるくらいで後は巨漢アメリカ人に小柄なジャッキーが無双する。
強敵と戦うって感じは一切なく、無駄な邪魔が入る以外は基本的に無双。
なんか物足りない感じ。。
師匠役にマコ岩松が出ている。
ラスボスのH・B・ハガティは日本でも活躍した往年のプロレスラーらしい。
格闘技大会の出場者がほとんど喋らないのは中国語喋れないからかと思ったけど、字幕版見てみたら皆英語だった。
監督のロバート・クローズは燃えよドラゴンの監督。アメリカ人。
ジャッキーの初のアメリカ進出映画とのこと。
ジャッキーは当時アジアではすでにスーパースターだったが、アメリカでは無名すぎて撮影に口を出すことも武術指導することもできなかったらしい。
この不満が後の80年代の数々の名作誕生につながったりしているのかも。
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