製作国:日本
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サッカー少年達のきらきらした中学生時代。
一転ダークな展開に落ちてからタイトルバック、そして舞台は20年後へ。
タイトルバックまで20分以上たっぷり使ったプロローグで、もう腹いっぱいなくらい詰まっている。タイトルバックの時点で続きが気になるのは久しぶりだ。
いやー面白かった。
程よい緊張感とミステリーと友情と。
ただ、最後あれって感じで終わるのだけは肩透かしだった。ネタバレなので後で話す。
主演高良健吾と大東駿介。
高良健吾は刈り上げがかっこいい。ガタイがいいわけでもないのに圧倒的なカリスマオーラで役に合っている。
大東駿介はだいぶおっさんになったな。三白眼がより強くなってないか。
もう一人の幼馴染の朔役は石田卓也。夜のピクニックの人か。
他、やくざの幹部に村上淳。おお、これまたおっさんになったなぁ。背縮んだ?
やくざの親分に佐藤浩市。痩せた。。
警察の上司に椎名桔平。太った。。
以下ネタバレ
結局やくざとの一件で筋通す形でどうケリつけたのか?
そもそも金を盗んだことなのか村田を殺害したことなのか。。
その辺の展開の前になんか「えっ」と思うような展開になってそのまま終わるからもやもやが凄い。
朔犯人説もあれは事実なのか?
朔が最後まで認めず「偶然と想像で成り立つお話だな」と言っているのは正にその通りで、本当ただの想像じゃん。証拠もないし。
事実ならさすがに認めるだろ。
勘違いによる殺人に始まり勘違いによる殺人で終わる、だったら後味悪いよな。
少し見返してみると、試合の日のシーンで春が朔の自転車が違うことを指摘したときに、朔が「お前のせいだよ」と言った声のトーンがシリアスで怖かったのだが、もし想像通りのことが起きていたならこのトーンの謎にも納得がいく。
「目の下のくますごいけどどうしたの?」っていうのもそういうことか。
あと、直哉が窓から晃に手を振っていると、朔が気づいた瞬間にさっと引っ込んだのも朔を恐れてのことだったのかも。
脚本としては朔が犯人だったってことなんだろうな。
おんさんの所に誘導したのは朔だし、最初に攻撃したのもとどめを刺したのも朔。直哉が犯人なら正樹の財布をわざわざ忍ばせる意味もなく不自然。ってことから想像したのかな。
朔は小林少年をどうやって見つけたんだろう。やくざですら見つけられなかったのに。
小林少年が春が現在抱えている問題の中心っていうのもどこで情報仕入れたのか。
小林少年なのは、彼を殺せばやくざが殺したと思って春とやくざの対立が激しくなることを狙ったのか。
いや、違うか、直哉を犯人に仕立てたわけだから。
えっ、じゃあ小林少年である必要が全く無くないか。。
よくわからんところ。

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