製作国:日本
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事業に失敗し家族にも逃げられた男矢代(カトウシンスケ)は、死に場所を求めてふらっと京成立石に降り立つ。
で、ソープに入る。えっ?
で、そのお相手のソープ嬢の家に転がり込む。えっ?
素敵なヒモ生活が始まる。
佐々木心音が出ているので見てみたけど熟女ヤク中ソープ嬢として一瞬出てきただけだった。
冒頭の逃げた妻からの手紙が嫌に文学的な言い回しで鼻につくのだが、原作が小説だからかな。
あたし馬鹿だから、が口癖のソープ嬢ヒナ(藤崎里菜)が不憫すぎる。
今までも悪い男にさんざんひっかかってきたのだろう。
自分を卑下し、男に尽くすことだけを生きがいとする女。
40超えのダメ男に恋して依存するって幸せな未来が想像できない。
しかしそういう女性が好きな男が多いのも事実。
ソープ嬢と仲良くなるって昔読んだ花村萬月の小説にもそんな話あったな。主人公は若かったが。
数多いる糞客の中からたった一人自分が選ばれるっていうのに優越感を感じるからそういう話が男は好きなのかもしれない。
ヒナはあれだけ矢代に依存していても、決して本名を明かさないところからすると、実は矢代をペット感覚で飼っているだけのしたたかな裏の顔があるクレバーの女性なのかもしれない。
それはないか。。
命がけで助けにいっているしな。
とすると源氏名を本名にしている正真正銘の馬鹿なのだろうか。
というか住んでる町のソープで働くか?普通。
ヒナ役の藤崎里菜はグラビアアイドルでこれが映画デビューらしい。
誰に騙されて脱がされたのか。
演技は結構大根より。
やくざ役の人は雰囲気あるしどこかで見たこともある気がして見ていたが、最近見た『楽園 流されて』の榊英雄か。
役柄は色盲というキャラ付けがなんかそれっぽくてなんだかなという気もした。

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