製作国:アメリカ
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険しい崖をクライミングする夫婦とその親友。
旦那はあえなく落下。
旦那を失ったベッキー(グレイス・キャロライン・カリー)は1年以上たっても立ち直れず酒におぼれて毎日涙する日々。
そんな時親友ハンター(ヴァージニア・ガードナー)がベッキーを励ますためにテレビ塔に一緒に上る計画を提案する。
youtubeのショート動画でAIのコメント付きで流れていてちょっと気になっていたのがアマプラにあったので見てみた。
高所恐怖症でなくてもめっちゃ怖い。
でも大半が高所にいると少し慣れてくるから変な感じ。
映画自体はそんなに面白くなかったんだけど暇つぶしくらいにはよさそう。
高さ600mのテレビ塔って、東京タワーでも333mだよ、こんな幅2,3mくらいしかないひょろ長い塔あるわけないじゃん、と思ったらKXTV/KOVR合弁塔っていう実際の建物がモデルだった。
強風で簡単に倒れそうなんだけど、それがまた恐怖を煽るのか。
なんかそれっぽい人間ドラマを織り込んでいるのがしゃらくさい。
高所恐怖サバイバルに凝ったドラマなどいらなくて、もうなんか登場人物たちに1mmも感情移入できないから。
冒頭で消えた旦那にはもちろんなんの思い入れも無いし、命を失う覚悟でロッククライミングしてるんでしょって思うからベッキーのめそめそ具合からしてどうでもいいから早く登ってくれと思ってしまう。
つまり冒頭からもうしらけている。
以下ネタバレ
旦那の不倫がわかった途端に、急に旦那のことがどうでもいい感じになったりあんなに疎んでいた父を恋しく思ったり、って変わりすぎじゃないかw
きっと万が一の事故があったときにベッキーを立ちなおせるために不倫していたのだろうな。
車奪って逃げるおっさんたちとかアメリカっぽい。
ハンターが落ちた時ドゴーンって音しているのはそういうことか。
後味はあまりよろしくなく、見終わってどこか空虚な気持ちになる映画だった。

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