2004年2月28日土曜日

映画『キル・ビル』

2003年 監督:クエンティン・タランティーノ
at ギンレイホール


キル・ビル Vol.1 (ユニバーサル・ザ・ベスト2008年第2弾)

1部と2部に分かれていてこれはVol.1などということを僕が知る由も無く、あれっと思ったら終わってしまうのだが、むしろああ終わったかとほっとする次第。

首や手や足が無残に切り落とされるような映画をここ数年見た記憶が無いため、以前培った免疫力が少しも効果を発揮することなく、ただ心の中で「あうっ!」「うげっ!」と思い続けて113分。

武術指導がユエン・ウーピンで、それなりにスタントマン織り交ぜユマ・サーマンにアクションさせているのだけど、やっぱり物足りない。
・・・マトリックスばりに反り返りながら二刀で背後の敵を切り倒すのはかっこいい。

ストーリーは復讐を誓ったユマ・サーマンがビルとその部下をたった一人で倒していくというもの。
オーレン・イシイ(ルーシー・リュー)の過去を説明するシーンなどはかったるい。
アニメーションシーン(キャラクターデザイン: 石井克人 )なども挿入されるけど、きっちりアニメでもうげっと思うシーンを入れているところはむしろ感心する。

千葉真一の役名が服部半蔵。影の軍団?
沖縄ですし屋を開いている半蔵の裏の顔は、伝説の刀鍛冶職人でした。
このすし屋には半蔵ともう1人つるっぱげがいて、調べてみたら宇宙刑事ギャバンだった!
♪俺もお前も名もない花を、踏みつけられない男にぃ・・・なるのさー!!ういー!ういー!

ユマ・サーマンよりかルーシー・リューの方が日本語が上手い。

ゴーゴー夕張(栗山千明)強いね!
鎖のついた鉄球をぶんぶん振り回したり足で鉄球を蹴り出したりさ。
天井に必死こいてへばりついて隠れているユマ・サーマンに気づきもしない間抜けさが可愛い。

全体的に(わざとやってるんだろうが)微妙に不自然なことをこれ見よがしに平然とやっているところがウケる。
飛行機の機内でユマ・サーマンのとなりにごく当たり前に日本刀が置いてあったり。

小学生以下の感想文をだらだら書いてしまった。
この映画ちょっと疲れたなぁ。

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