BS2 録画

ゴールドラッシュ時代、無数の峡谷の中でただ一つラフッドの支配を受けていない峡谷があった。
ラフッドはこの峡谷を手に入れようと様々な妨害を加える。
妨害に疲労した住民たちは採掘の意欲すら失いかけていた。
そんなときに白銀の馬に乗った牧師(クリントイーストウッド)がやってくる。
神の使いのような死神のような。
牧師は存在感抜群にかつ美しく佇んでいたかと思うと、元からそこには誰もいなかったかのように突然消えてしまったり、神出鬼没でとらえどころがない。
ラストの決闘もまるで暗殺者のように姿をさらさず一人また一人と倒していく。
しかし大ボスとの対決では惜しみなくその姿をさらす。無防備とも言える位平然と敵に向かって歩く牧師。
歩きながら弾丸を補充する余裕まで!
大ボスにありえないくらい超接近して我ここにありと言わんばかりに存在感を見せ付ける。
幻のように現れたり消えたりする緩急が弥が上にもその存在の強さを高めていくのね。
現れる→消える、消える→現れる、の移行をいかに効果的に見せ、存在感の増幅装置にすることができるか、ってところがよく計算されている。
無口で素性も不明。存在感抜群の幻。めちゃくちゃかっこいい。
0 件のコメント:
コメントを投稿