2006年3月4日土曜日

映画『地球へ2千万マイル』

1957年 監督:ネイザン・ジュラン 特撮:レイ・ハリーハウゼン
BS2 録画


地球へ2千万マイル

シチリア沖で小船に乗った男や子供が漁をしながらB級な演技をしていると、空からロケットが墜落。
あれだけのスピードで海に突っ込みながら波も立たずに静かな着水。
海上に斜めに突き刺さったロケットの中から2人の乗組員が助け出される。
助け出したところでロケットは海中へと沈んでいくのであるが、えーっと、ロケットは海底に突き刺さっていて海上に機体の一部が見えているのだと思っていたのだけど、実は斜めに突き刺さった状態で浮いていたのであった。ありえね~。

ロケットはアメリカが密かに打ち上げていた金星探査のロケットで、金星から金星獣の卵を持ち帰っていた。
この卵が孵化し、ミニチュアサイズから人サイズ、そして象と同じくらいのサイズまでたった数日で急成長を遂げる。何も食ってないのに・・・
この金星獣が主役みたいなもんだからふんだんにレイ・ハリーハウゼンのモデルアニメーションが見れる。

勝手に地球につれてこられた金星獣は醜い人間どもにただおびえるばかりのおとなしい生物だった。
しかし金星獣はあまりにひどい虐待を受けるもんだから身を守るために暴れた。
暴れられると非常に迷惑だから人間によって排斥された。
排斥の過程で動物園の象が死んだ。
人間にけしかけられて金星獣と戦わせられた象も、象にいきなり襲われた金星獣もどっちも悲しい。

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