2009年9月23日水曜日

映画『重力ピエロ』

2009年 監督:森淳一
at ギンレイホール


重力ピエロ 特別版 [DVD]

前回予告編を見たときに父親役は声の感じから西村雅彦だと勘違いして、珍しいなと思っていたのだけど、西村雅彦じゃなくて小日向文世だった。
伊坂幸太郎の大ベストセラー重力ピエロの映画化。
ベストセラーだけあってかさすがにストーリーは面白い。
原作は読んでいない。
映画化にあたり登場人物が削られたりしているらしいのだけど、まあよくまとまっている。
サスペンスかと思いきや家族愛、兄弟愛の映画。

「春が二階から落ちてきた」
春というのは季節の春じゃなくて、弟の名前が春(岡田将生)。
兄は泉水(加瀬亮)。
父は正志(小日向文世)。
加瀬亮はもう30をとっくに過ぎているはずだが、大学院生役。
岡田将生は高校を卒業したばかりという設定だし実年齢も加瀬亮とは大分離れているけど、それほど違和感は無い。

泉水は院で遺伝子の研究をしている。
春は大学には行かずに街中に書かれたグラフィックアートを消す仕事をしている。
イケメンで芸術的才能もあるし聡明で身体能力も高い弟春といつも比較される兄の泉水という関係。
兄は弟にコンプレックスを感じて嫌っているわけでもなくて、かといってべたべたに仲のいい兄弟でもない。
ただ、兄が取ろうとする思い切った行動を見ると二人の間の深い絆が見えてくる。
弟の方も可愛らしいくらい兄を頼りにしているし。

彼ら兄弟が住む街で連続放火事件が発生する。
春は放火現場とグラフィックアートの奇妙な関係に気づき、兄とともに放火犯を捕まえようとする。
しかし放火犯を追ううちにある真実が浮かび上がってきて・・・

加瀬亮はあんまり意識したことなかったけど、見事に雰囲気を持っていていい役者だったんだな。
岡田将生も『ホノカアボーイ』とは違ってクールでいて子供っぽい目が役に合っていてなかなかいい。
小日向文世はいいんだけどなんかちょっと違和感。
この人はもっと悪な感じがするんだけど、にこにこ顔で個性的でおおらかな役を演じているからかな。
ヅラはギャグなのかどうか終始悩んだけど。
吉高由里子は初めて見たけど綺麗な人。
加瀬亮と目を合わせずに膝を少し曲げた中腰状態でちょろちょろ逃げる姿は役柄と女優吉高由里子といろんな意味で恐ろしい。

サーカスのピエロってなんか泣けるんだよな。
存在が悲しさと優しさと勇気と感動に満ち溢れていて。
重力ピエロというタイトルだけあってサーカースのピエロが出てくるんだけど、
「楽しそうに生きていれば重力なんか消してしまえるんだよ」
のあとに怖がってびくびくしていたピエロが空中ブランコに成功する流れは涙出そうになる。

映画『ホノカアボーイ』

2008年 監督:真田敦
at ギンレイホール


ホノカアボーイ [DVD]

ハワイ島の小さな村ホノカアにやってきた日本人青年レオ(岡田将生)。
この村にはのんびりとした時間が流れ、村人は皆個性的な人たちばかり。

・・・自分探しもの?
しかも風光明媚な田舎にやってきた青年とか個性豊かな住人とかって、むー、つまらない要素があまりにも多すぎる。
最近こういう設定ってよくあるよな。小林聡美の『めがね』とか。
90年代くらいからだろうか。
それより以前にもあんのかな。

期待度は恐ろしく低いまま見始め、結果としては全く予想を裏切らず。
にやりとも笑えないユーモアもさることながら、主人公のレオのあまりの無神経さはひどすぎる。
ただで飯を食わせてもらっておきながら何様ですか、まったく。
そりゃあ蒼井優も愛想尽かす。

倍賞千恵子の洋服がばあちゃんっぽくも若くもなく独特な服でかわいらしい。
といっても倍賞千恵子はあまり好きじゃないのだけど。
キッチンのシンプルで機能的に整然とした配置はおしゃれではあるがそういう要素も風光明媚な田舎に置かれた途端に気持ち悪くなる。

松坂慶子はやせたのかな。
よく見るとやっぱりでっぷりしているけど、ワンピースや髪型のせいか30代くらいに見えなくもなくて若々しい。

2009年9月21日月曜日

映画『ライフ・イズ・ミラクル』

2004年 監督:エミール・クストリッツァ
BS2 録画


ライフ・イズ・ミラクル [DVD]

録画時間が2時間半になっているし観ようかどうしようか迷ったのだけど、観ておいてよかった~。

セルビアとの国境に程近いボスニアの田舎町が舞台となる。
時代は1992年でボスニア・ヘルツェゴビナ紛争勃発の年。
田舎町の心優しいユーモラスの人々なんていう茶番劇は見たくもないのだけど、クストリッツァなので残酷さと隣り合わせの緊迫したユーモアに溢れている。

始めは群像劇で誰が主人公かもよく分からないのだけど、ルカを家長とした3人家族が中心なんだと分かる。
ルカは40台半ばくらいで鉄道技師としてこの街にやってきたセルビア人。
妻はオペラ歌手かなんなのかよくわからないけど、心の病を抱えているのか精神が少し不安定。
息子は二十歳くらいでプロサッカー選手を目指している。
家族愛に溢れたルカ一家の物語かと思いきや紛争勃発。
紛争勃発により狂おしいほどのラブロマンスに。
サスペンス的要素もあるし千変万化。

このラブロマンスが秀逸で、『トラウマ/鮮血の叫び』並の恋愛映画となっている。
その恋愛模様自体は10代かと思うくらい情熱的に激しい単純なものなんだけど、時代背景と年齢からくる捨てるものの大きさを考えるとそう単純な話ではない。
盲目的な情熱であることには変わりは無いのだけど、葛藤を突き破った先で爆発する生の根源的な力が神秘的に美しくエロティック。

中盤までろくに出演シーンもないヒロイン、ナターシャ・ソラックが綺麗。
20歳くらいなのかと思っていたらナターシャ・ソラックは当時28,9くらいだったみたい。
この人の笑顔とか泣き叫ぶ姿とか無邪気な嬌声とか、全てが美しくて愛しい。

2009年9月12日土曜日

映画『ミルク』

2008年 監督:ガス・ヴァン・サント
at ギンレイホール


ミルク [DVD]

ハーヴィー・ミルク。
1977年、カリフォルニア州サンフランシスコ市の市会議員となる。
それはつまりゲイを公表した人として合衆国で初の選挙で選ばれた公職者の誕生でもあった。
しかし議員になって1年にも満たない1978年、同僚議員により射殺される。
「タイム誌が選ぶ20世紀の100人の英雄」にも選出されたハーヴィー・ミルクを描いた作品。

ミルクを演じるのはショーン・ペン。
冒頭から地下鉄の階段でナンパした笑顔が幼い青年スコット(ジェームズ・フランコ)とディープキス。
二人は長い付き合いの恋人となる。
ミルクはサラリーマンの普通のおっさん姿から長髪のヒッピーになって立候補するにあたって再び小奇麗な姿になる。
一方スコットも天パー気味のぼわぼわ頭が幼い普通の青年姿からヒッピーになって、それから口ひげはそのままに短髪になるのだけど、これがなぜかフレディマーキュリーの雰囲気に似ている。そして驚くほどかっこいい。
ジェームズ・フランコというこんなイケメン俳優が今までどこに埋もれていたのだろうと思って経歴を見てみるとスパイダーマンシリーズで有名らしい。
『バレエ・カンパニー』とか何本か見たことのある作品もあるのだけど全然印象に残っていないな。
とにかく映画中盤以降のジェームズ・フランコの第三形態は男から見ても匂い立つような美男子でかっこいい。

最後に暗殺されるという結末が分かっていてもなかなか面白かった。
暗殺シーンの真に迫った恐怖の表情というかしぐさから、キャンドルライトの列にかけて結構泣ける。

他、全然気づかなかったのだけどでかい黒ぶち眼鏡かけたクリーヴ役の俳優は『イントゥ・ザ・ワイルド』のエミール・ハーシュだった。
後、ジャック役の人のたれ気味の赤ん坊のような瞳が絶対どこかで見たことあるはずだけど思い出せないと思っていると『天国の口、終りの楽園。』のディエゴ・ルナだった。

ゲイの人ってそういえば身の回りでは会ったことないな。
欧米に比べて日本では差別感情まではいかないものの偏見は確実にあるのだろうな。
江戸初期くらいまでは男色、衆道が盛んだったのに。
Wikipediaによると「近年の多くの英米の調査では人口の2-13%(50人に1人から8人に1人)の割合で同性愛者が存在しているという」らしい。

映画『フロスト×ニクソン』

2008年 監督:ロン・ハワード
at ギンレイホール


フロスト×ニクソン [DVD]

ニクソンがウォーターゲート事件で辞任した3年後、英国人TV司会者デビッド・フロストはニクソンとの単独インタビューに成功する。
後に「伝説のインタビュー」として語り継がれるこのインタビューにこぎつけるまでの双方の思惑や苦難などの舞台裏からインタビューまでを描く。
インタビュー自体は実際にあったのものだけど、舞台裏のエピソードなどは結構脚色されている模様。

ジャーナリストでもないただのお茶の間の人気司会者が挑むのは海千山千の巨人ニクソン。
国民はニクソンからの謝罪の言葉を求めている。
「君が闘っているのは、超一流の策士だ」

フランク・ランジェラが演じるニクソンは本当に揺らがない。
普通なら窮地に陥る追求も言葉巧みにかわし、すり替え、気づいたら逆に喝采を浴びている。
もう偉人のオーラすら見える。
そんな絶対に落ちないと思われたニクソンが陥落する瞬間は思いのほかあっけない。
放心したような顔のニクソンが映ると、なにか恐怖を伴った違和感を感じる。
昔のCGが「あ、なんかCG処理される」と絶対わかるくらい映像の質が変わるのに似て、実際ニクソンの顔のむくみがCG処理でふくれあがって怪物の顔に変形するか爆発するんじゃないかと思ってどきどきする。
SF映画じゃないのでもちろんそんな結果にはならないのだけど、この気持ち悪い恐怖は何だろうと見ていると、それまで巨大に見えていた風格が全て崩れ落ちて、生の男の顔がいきなり表出したから戸惑ったのではないかと思う。
フランク・ランジェラの演技なのか映像のマジックなのか。
全ての装飾を剥ぎ取った人間の生の顔なんて現実世界でも映画でもそうお目にかかれるもんではない。

ストーリーの方だけど、討論で少しずつ鉄壁の牙城が崩されていくのかと思っていただけに反省の念の全く見えないニクソンの心変わり模様が唐突な印象を受ける。
最終決戦日の前夜の電話がニクソンの本当の心のうちを表す伏線になっていたのだとしても、やっぱり唐突であっけないんだな。
白熱の心理的応酬の時間も短いので勝利の喜びはいまいちだけど、まあ全体的にはかなり面白かった。

2009年9月6日日曜日

映画『1735km』

2005年 監督:グエン・ギエム・ダン・トゥアン
BS2 録画


中国映画が見たかったのだけど、手持ちがなかったのでベトナム映画。
NHKアジアフィルムフェスティバルの2007年度上映作品。
初めに軽く映画の紹介VTRが流れたのだけど、ちょっと見るのを迷う。
1970年代っぽい色あいのフィルムで展開されるのは爽やかなロマンチックコメディらしい。
恋愛物は面白くないのだけど、さらに悪いことにはヒロインがあまり美人でない。
でもロードムービーでもあるらしいしってことで一応見てみる。

ハノイからホーチミンまでの列車の中で若い男女が出会う。
出会うといっても男キエンが女チャムアンに親しげな笑顔で話しかけるものの、チャムアンは一方的にキエンを敵視するのだけど。
トランクを荷台に上げようとしたチャムアンがよろけてキエンが支えてヒールで携帯がぐしっとなってチャムアンがぽかんと虚空を見つめてオープニングクレジット、っていう小気味のいい流れはよく言えばなかなかおしゃれ。

二人はひょんなことから、というか富裕層のキャリアウーマンのわがままなのせいなのか、馬鹿なんじゃないかと思うくらいいつも笑顔のキエンが本性を現して繰り出した超悪質な策略なのか分からないが、フエという駅に取り残されてしまう。
そこから二人の旅が始まる。
とりあえずチャムアンの叔父がいるニャチャンに向かうのだけど、持ち金は少ない。
すると、またもや笑顔の裏に隠れたキエンの裏の顔が現れて、無邪気なアイドルファンを騙して体よくバンに乗り込むことに成功するのだった。
と、そんな感じで誰とでも仲良くなれるキエンの性格と裏に隠れた悪の策略により二人の旅は続いていく。
それにしても軽トラの怪しいアンちゃんはいい味出してたな。ゾンビ?幽霊?殺人者?と見せかけて実は、っていうオチ。

出会い、離別、そしてお互いが惹かれあっているのに街では何度もすれ違い、そしていよいよ再会、っていう王道展開。
ただ、離別の後は再会のロマンチックコメディー要素をはらみつつも、お互い自分の生き方を見つめなおす旅が話の中心になる。
政略結婚反対、愛に、夢に生きよう、逃げてちゃ駄目だ、誠実に、着実に前に踏み出そう。
変わりゆくベトナムの街並みと廃れゆく伝統文化にもう一度目を向けなおしつつ、新しい生き方も推奨する。
変わるもの、変わらないもの、もっと視野を広げて世界を、人を見よう。
そしてそれらに気づかせてくれたのは全て愛だ。だから愛って素晴らしい。
っていう帰結。
キエンとチャムアンによる恋愛論から始まった「愛」というキーワードは、現代のベトナム文化に対するメッセージにまで拡がっていくのだけど、映像が弱いのか結局のところ一昔前のチープなトレンディドラマを見ているような印象。

最後の方は結構工夫されていて、全てがキエンの作り話、またはクリーニング屋の少女の作り話なんじゃないかと匂わせている。
なるほど、拙い恋愛論もご都合主義な展開も少女の作り話なら理解できるかも。

懸念していた美人でないチャムアンは最後の方には美しい人に見えてきたな。
そういえば作品が始まる前の紹介VTRで、来日した監督とチャムアン役のズーン・イエン・ゴックが映っていたのだけど、ズーン・イエン・ゴックはショートカットになっていた。
作品を見終わってからもう一度見てみると、メイクのせいか肌も綺麗だし、切れ上がり気味の目はアジアンビューティーに見えてくる。
モデル出身らしい。

まあ、いろいろ小ネタも散りばめられて、つまらなくはなかった。

2009年9月5日土曜日

映画『チェコの四季』

1947年 監督:イジー・トルンカ
BS2 録画


イジィ・トルンカ作品集 Vol.1 [DVD]

「謝肉祭」というパートから始まる。
冒頭の歌が少し中国風なので、なんか急激に中国映画が見たくなる。
楽しく外で歌い踊っている集団が段々ヒートアップしてきて、その時の荒れ狂うような怒涛のカット割りに思わず興奮してくるのだけど、突然馬車に乗った白いてるてる坊主のような生物が集団に迫ってきて集団を蹴散らして去っていく。
何が起きたのか、あの生物は何なのかさっぱり分からないが、一気に祭りの後の静寂の世界へ。
ぽけーっとしているとエンドクレジットが。
と思ったらエンドクレジットじゃなくてオープニングクレジットで、「春」というパートが始まる。

チェコの四季と銘打った作品だけど、トルンカの短編をつなぎ合わせた作品集なのだろうか。
と思ったらトルンカの長編第一作らしい。
謝肉祭の楽団もてるてる坊主みたいな奴もあとのパートでも出てくるし、一応つながりはあるみたい。
チェコの年中行事と四季の風物詩を描いた作品で、「謝肉祭」「春」「聖プロコップ伝説」「巡礼」「聖名祝日」「ベツレヘム」の6つのパートに分かれたオムニバス。
セリフは一切なくて歌と音楽のみ。

基本的にシリアスなんだけど、ギャグでやってるんじゃないかと思うくらい時折人形がコミカルになる。
ありえないくらい高速回転したり子供を振り回したあと投げ捨てたり。
「春」で蝶の仮面をした梟役の女性人形が、芸人が眼鏡をずらされたかのように仮面をずらした状態でしきりに怒っている姿は笑える。
右腕を激しく上下に振りながら怒る姿は可愛い。
しかもその後男女関係なく大乱闘が始まるのだけど、そこで場面が夕暮れに変わるとまだ乱闘は続いていたらしく、梟女性の髪がぐちゃぐちゃに乱れまくっている。
その姿はコミカルで残酷。
監督は監督の意思でやりたい放題に人形を動かせるのだけど、ユーモラスで愛らしい姿や時に冷たい残虐性などを見ているとトルンカがいかに人形達に愛情を注いでいるのかが分かる。

音楽に合わせたカット割や、盛り上がったあとの至極の静寂の美しさなど、なかなか楽しめる。
ただ、歌ばかりなので途中眠くなって寝てしまった。

2009年9月4日金曜日

9月INFO


BS2 9月4日(金) 午前0:40~午前2:58(3日深夜)

ゴスフォード・パーク 2001年・アメリカ
〔製作・原案・監督〕ロバート・アルトマン

BS2 9月9日(水) 午後9:00~午後10:56

恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ 1989年・アメリカ
〔監督・脚本〕スティーブ・クローブス
〔出演〕ミシェル・ファイファー、ジェフ・ブリッジス、ボー・ブリッジス

BS2 9月13日(日) 午前1:00~午前2:52(12日深夜)

アリスのレストラン 1969年・アメリカ
〔監督・脚本〕アーサー・ペン

BS2 9月14日(月) 午後9:00~午後10:37

イージー・ライダー 1969年・アメリカ
〔監督・脚本〕デニス・ホッパー

BS2 9月16日(水) 午前0:40~午前2:48(15日深夜)

いつか読書する日 2004年・日本
〔監督・原案〕緒方明
〔出演〕田中裕子、岸部一徳、仁科亜季子、渡辺美佐子、香川照之、上田耕一

BS2 9月16日(水) 午後9:00~午後10:55

革命児サパタ 1952年・アメリカ
〔監督〕エリア・カザン

BS2 9月18日(金) 午前0:55~午前2:55(17日深夜)

ゆれる 2006年・日本
〔監督・原案・脚本〕西川美和

BS2 9月20日(日) 午前1:00~午前2:36(19日深夜)

ストリングス ~愛と絆の旅路~ 2004年・デンマーク
〔監督〕アンデルス・ルノウ・クラルン、庵野秀明(ジャパン・バージョン)
カンヌ映画祭を始め、数々の映画祭で注目を浴びたデンマーク発のドール・ムービー

BS2 9月29日(火) 午後1:00~午後3:06

荒馬と女 1961年・アメリカ
〔監督〕ジョン・ヒューストン
〔出演〕クラーク・ゲーブル、マリリン・モンロー

BS2 9月30日(水) 午後1:00~午後2:30

ナイアガラ 1953年・アメリカ
〔監督〕ヘンリー・ハサウェイ
〔出演〕マリリン・モンロー


先月から次郎長三国志シリーズをずっとやっているっぽい。
ちなみに10月は内田叶夢板大菩薩峠三部作。
あとNHKアジア・フィルム・フェスティバルの作品が9月にBS hiで。BS2では10月。