2011年12月18日日曜日

映画『人生、ここにあり!』

2008年 監督:ジュリオ・マンフレドニア
製作国:イタリア
at ギンレイホール




1983年のミラノ。
労働組合員のネッロ(クラウディオ・ビシオ)は熱血漢だがその型破りな手腕により組合から追い出されてしまう。
そして新たにネッロが行き着いた先は精神病院の元患者達で構成される協同組合だった。
手紙の切手張りなど、慈善的に与えられた仕事を無気力にこなすだけの組合員に対し、ネッロは床張りという本格的な仕事を彼らに持ちかける。
釘を打ち出す機械でガンマンごっこしたりして常に危なっかしいけど、寄木張りという意外な才能を発揮して大成功する。
ただしその大成功は映画のせいぜい中盤くらいに起こるので、もうひと波乱待ち受けているのだが。

悲しみと笑いが程よく配合されて軽快に話が展開するので面白い。
実話に基づく映画らしい。

というよりなにより、ネッロの恋人サラを演じたアニタ・カプリオーリが美しい。
美しいというほど美人な顔立ちというわけでもないけど、段々気になりだしたらもう彼女に釘付けになる。
1973年生まれらしいがそんなに映画には出ていないみたいだ。残念。

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