1986年 監督:黒田昌郎
製作国:日本
TOKYO MX録画
「サンゴしょう伝説 青い海のエルフィ」と汚い字で書いた紙の切れ端を勉強机にセロテープで貼り付けていて、結局勉強机を処分するまでの10数年の間確か貼りっぱなしだったと思う。
なんでそんなもの貼り付けていたかというと、小学生の頃テレビで見たこのアニメに号泣し、次放送したら絶対ビデオに録画しようと思っていたから。
(この紙があったからふしぎの海のナディアが始まったときも間違って見ることはなかった)
新聞取っていないので普段めったにテレビ番組表を見ることはないのだけど、12/30に寝る前になにげなくネットで番組表を見たら『サンゴ礁伝説 青い海のエルフィ』の文字が見えて慌てて録画した。
偶然ってあるものだ。
ラストは覚えていたけど、細かいところは全く記憶に無く、始めて見る様な感覚で鑑賞。
いやぁ、いい作品だな。
ラストが普通のハッピーエンドだったら全てが記憶の彼方に飛んでいただろう。
そういえば、小学生の頃から高校生くらいまで僕は普通の職業に付く気がなかった。
建設系の仕事はもとより、経済に関わる仕事も含めて、とにかく人類の発展に少しでも繋がるような仕事はしたくなかったから。
このコンクリートのジャングルにどうやったら自然を取り戻せるのだろうと小学生の時まじめに考えていたからな。
そんな考えをしていたのも、そのルーツはこのアニメを見たからじゃないかと思えてきた。
さらなる豊かさを求めて海底でちょっと土木工事をしただけで「海を荒らした」って事になるんだから。
「人類の発展=自然破壊」なんだから、人類はもう発展をやめて現状維持、いや最早現状維持でも自然は破壊されていくからとりあえず退化しとこうぜ。
映画なのかと思っていたら、日本電信電話の冠スポンサー枠として放送された単発のスペシャルアニメだったらしい。
エルフィのキャラクタがナウシカと被るのだけど、さらにエルフィの声はナウシカと同じ島本須美さん。
アルカスの声は城みちる。
城みちるの再デビュー作品として話題になったらしい。
イルカにのった少年はアニメの中でイルカと戯れていました。
2013年1月2日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)

0 件のコメント:
コメントを投稿