2015年1月25日日曜日

映画『イリュージョニスト』

2010年 監督:シルヴァン・ショメ
製作国:イギリス/フランス
at ギンレイホール




手品師の主人公の佇まいとか所作とか、台詞の少なさとかパントマイム風のコメディとか、正にそのものなんだけど、劇中にジャック・タチの『ぼくの伯父さん』のシーンが挿入されるまでまったく気づかなかった。
この主人公ってユロ氏そのものじゃん。
ジャック・タチが娘にあてた幻の遺稿が原作らしい。
で、手品師の名前タチシェフはジャック・タチの本名(それは知らなかった)。

アニメで見るユロ氏というのもまあ面白いけど、欲を言えばやっぱりジャック・タチ監督主演で見たかったな。
アニメだと少々前衛的なセットはないし、主人公の無表情な(肉体としての)存在感は薄れてどうしてもマイルドになってしまう。
アニメ映像としては面白かったけど。
少女はもう少し美人にしてほしかった。(ちなみにこの少女は馬鹿なんだろうか。。)

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