2013年 監督:ジョン・カーニー
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
音楽を扱った映画って基本的にうるさいから嫌いなんだけど、これはめちゃくちゃ面白かった。
とあるバーで女性がギターの弾き語りをしているシーンから始まる。
そしてそれに熱視線を送る浮浪者っぽい男!こわっ。
時はさかのぼってこの浮浪者っぽい男と女性シンガーがこのバーに来るまでの経緯が描かれる。しゃれおつな構成。
男はかつての名プロデューサーで、女はデビューになんの興味も無いシンガーソングライター。
男は女を説得してその気にさせ、デモテープどころかいきなりアルバムを作り始める。強引。
音楽って楽しいよね、という気分にさせてくれる映画。
恋愛とか家族とか夢とかちょっと変な方向に行きそうな思春期の娘とか、いろいろとじわじわくる要素も詰まっている。
そんで、仕事上のパートナーという位置づけの、親子ほど年の離れたグレタとダン、つまりキーラ・ナイトレイとマーク・ラファロの2ショットがどこ切り取っても絵になるんだな。
なんなんだろう、恋人設定のキーラ・ナイトレイとアダム・レヴィーンの2ショットはありきたりすぎていたって普通なのに、キーラ・ナイトレイとマーク・ラファロの2ショットは輝いている!、と思う。
恋人でもなんでもない仕事上のパートナーって役だけどね。
娘役のヘイリー・スタインフェルドは『トゥルー・グリット』のマティ・ロス役の子か。
大分成長したんだな。この子の独特な顔立ち好きだな。
妻役の人って髪で少し顔が隠れて見ている時はいまいちわからなかったけど、キャサリン・キーナーだった。
映画始まる前にドアの前で並んでいるときにこの映画の主題歌「Lost Stars」が漏れ聞こえてきて、文庫本読みながらなんか懐かしい曲が流れているなと思った。
デヴィッド・ボウイじゃないし、なんだっけなぁ、と少し考えてやめたんだけど、なんか普通にこの映画用に書き下ろされた曲だったっぽい。
前回ギンレイに来たときに館内で流れていたのかなぁ。
YouTubeにあった「Lost Stars」。
まずはキーラ・ナイトレイ版。
しっとり聴きいる歌のうまさで、声もいい。
アダム・レヴィーン版。
マルーン5って1曲も聞いたことないんだけど、アダム・レヴィーンって人めちゃくちゃ歌うまいね。
2015年7月29日水曜日
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