2015年 監督:マイケル・グランデージ
製作国:イギリス
at ギンレイホール
読んだことないけどアメリカの作家トーマス・ウルフと、彼を見出した名編集者のマックス・パーキンズの物語。
雨降るニューヨークに傘もささずに立って印象的に足を踏み鳴らす男と小気味良い校正の赤鉛筆の音。そしてモノクロからカラーへ。
これから始まる壮大な物語への期待をふくらませる(ような)冒頭の演出に、なんか嫌な予感がしたものの、まあ普通には面白かった。
娘だらけで息子がいないパーキンズとトーマス・ウルフの親子のような絆とか、膨大な量の文章を商業ラインに乗せるために編集(削除)していく作業の苛烈さや対立とか、愛人の倒錯した愛憎とか、トーマス・ウルフの奇人ぶりとか、なんかいろいろ要素があるけど、編集作業の内幕がメインなのかな。
人間ドラマ部分は少し唐突というか駆け足気味だし。
パーキンズ役にコリン・ファース。
トーマス・ウルフはジュード・ロウ。
愛人のバーンスタインはニコール・キッドマン。ジュード・ロウよりずっと年上じゃね?と思ったけど、実際バーンスタインはトーマス・ウルフの18歳上だったらしい。
F・スコット・フィッツジェラルドにガイ・ピアース。
アーネスト・ヘミングウェイにドミニク・ウェスト。
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