2018年 監督:ナディーン・ラバキー
製作国:レバノン / フランス
at ギンレイホール
レバノンで戸籍の無い12歳くらいの少年ゼイン(ゼイン・アル・ラフィーア)が両親を訴える。
僕を生んだ罪で。。
感動的に仕上げたエンタメ作品かと思ったらそこそこアート寄りで、途中から気を入れ直してみたけど、そんなことしなくても普通に楽しめる。
ストーリーも面白いので。
撮影が6ヶ月で収録テープは520時間になったそうだ。
そこから2時間だからよりすぐりのシーンが選ばれている。
遊具の中央に鎮座するでっかい女性像の服をゼインが開いて胸をはだけさせたりとかさ。
掃除中にそれを見たラヒル(ヨルダノス・シフェラウ)がくすりと笑ってその後の展開につながる。
そういえば急にゴキブリマンが出てきたときはその異質感にびっくりしたな。
主役のゼイン・アル・ラフィーアと、1歳くらいの乳幼児ヨナス役のボルワティフ・トレジャー・バンコレという二人の子役が、奇跡的な演技を常にキープしている。
ヨナスは演技じゃないけど、時折まじかと思うくらい絶妙な演技?を見せる。かわいいな。
この二人を始め、キャストは役とほとんど同じような境遇にいる素人さん達らしい。
驚きだけど、素人子役でこんないいシーン撮れるくらいだから大人の素人役者なんかはちょろいのかな。
かなり面白かった。
2020年2月11日火曜日
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