2018年 監督:アッシュ・メイフェア
製作国:ベトナム
at ギンレイホール
19世紀の北ベトナムで14歳のメイ(グエン・フオン・チャー・ミー)は第三夫人として富豪のもとに嫁ぐ。
っていう話。
こういうのって夫人同士の恐ろしい血みどろの戦いが描かれるのかと思ったけど、この風景には例え対比だとしても似合わない。
かといって能天気なだけじゃなくて、この時代の女性の扱い、存在意義、の息苦しさ(生き苦しさ)が主眼になっている。
でもそんな苦悩もこの風景の中では儚い美しさに昇華されるのだけど。
ストーリーというかこの誰が見てもうっとりする映像だけで何度でも見たくなる。
第一夫人は頼れる頬骨ねーさんハ(トラン・ヌー・イェン・ケー)。
第二夫人は魅力的なあごねーさんスアン(マイ・トゥー・フオン)。
で、第三婦人がケロちゃんメイ(グエン・フオン・チャー・ミー)。
冒頭やラストの方等でメイがじっと真正面を見つめる時の表情がすごくいい。
面白かった。
一本目で見た『あなたの名前を呼べたなら』との映像のギャップが凄すぎて一本目の印象が吹っ飛んだな。
インドの雑多な綺羅びやかさがもう少し強ければよかったけどほとんど無機的なマンション内だったし。
2020年2月23日日曜日
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