2019年 監督:キウェテル・イジョフォー
製作国:イギリス / マラウイ
at ギンレイホール
2001年アフリカのマラウイで大旱魃が起こる。
この危機を救ったのは学費が払えずに学校を追い出された14歳の少年だった。
という実話をもとにしたお話。
でかい風車を作るのになんで自転車が必要なのかとか、水はどこから引いてくるつもりなのかとか、よく分からないまま見ていたけど、教育映画としてはなかなかいいんじゃないだろうか。
中学生のときにレクリエーションかなにかで全校生徒で映画館に映画見に行った記憶があるけど、今ならこういう映画が選ばれるんだろう。
キウェテル・イジョフォーが監督やりながら主人公の父親役で出演している。
役柄的に街?からやってきたみたいな設定だったと思うけど、それにしても他の村人よりも黒さが足りなくて少し浮いている。
役柄的にも、目先の利益よりも先を見つめて誘いに乗らないような知識階級的立ち位置かと思っていたら、予告編にもあるような無学で粗暴(干ばつによる空腹でまともな精神状態でないとはいえ)な面も見せたりして、人物像がふわふわしていたなぁと思う。
以下たぶんネタばれ
風車作って水はどこから持ってくるのか?
遠くの川からひっぱるにはそんなに長いホースを確保していたようには見えないしパワーも足りない。足りないのは後自転車だけという話だから川ではないのだろう。
で、正解は、井戸だった。
井戸に水あんのかい!
手動で汲んでまくのはこんなに大変なんだよ、という描写が欲しいところ。
川もそんなに遠くないなら用水路作って水引いてもよさそう。材料が無いか。
インドの中学生が自転車に80ccエンジンを搭載して自転車オートバイを作った、っていう最近のニュースのほうがすげーと思った。(誰の役にたったわけでもないが)
2020年2月2日日曜日
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