2021年7月17日土曜日

映画『MISS ミス・フランスになりたい!』

2020年 監督:ルーベン・アウヴェス
製作国:フランス
at ギンレイホール




予告編にもあるけど「完璧と普通の違いが分かる?」「数ミリよ」は名言だな。
子供の頃にミス・フランスに憧れていた少年が、大人になるまでに色々あって暗くなっていたところで昔の夢を思い出して再び夢を追い始める話。

ストーリーはいまいちよくわかなかったけど、ミスコンの舞台裏とかはまあ面白かった。
あと、主演のアレクサンドル・ヴェテールの美脚がすごい。
彼の美脚に勝てる女性は世界に100人もいないんじゃないかと思うくらい。
顔立ちもなんか不思議で、ごつごつして男っぽく見えもするし、小顔でエキゾチックな美人に見えたりもする。
めちゃくちゃ美人という程でもないが。

シェアハウスの同居人たちが個性的なのはいかにもって感じ。

以下ネタバレ


細かい設定とかストーリーがよくわからんのね。

アレックスが男だとわかったらさんざん無視していたのに手のひらクルーで急に仲間づらするのって何なの?
トランスジェンダーには寛容でいないといけない、いじめるなんてとんでもないみたいな空気感に流されているのを揶揄しているのだろうか。

ボクシングジムの人たちってアレックスを下に見てどちらかというといじめているような雰囲気があったけど、最後めっちゃ和気あいあいと応援していたよね。
普通に仲間だと思っていたならそれでいいけど、アレックスにレイプまがいのことして暴言吐いた同僚は普通に応援していちゃ駄目だよね。あの場にいたか記憶にないけど。

ラスト脱ぎだしたら普通カメラ止めるでしょ。
あとピンク乳首の綺麗な微乳にしか見えなかったのだけど、あれで男とすぐ分かる観客って一体なんなのか。

アレックスが結局性自認が女性なのかどうかよくわからない。クロスドレッサーでもなさそうだし。
でも幼馴染とその恋人の仲にショックを受けるような描写もあるからややこしい。
その辺は監督のインタビューみるとなんとなく意図がわかる。
型にはめた分類をしたがるのはよくないってことね。

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