製作国:日本
at ギンレイホール
この予告編さあ、なにこのチープなB級テレビドラマみたいな映画って思ったら黒沢清監督ってばーんって名前が出るからびっくりするよね。
本編見ると、冒頭の手前に樹の枝葉で奥に建物のショットがなんか安心感あったけど、以降は普通に予告編通りだった。
でも意外と面白かった。
セリフまわしはどんなに熱がこもっても常にどこか上滑りしているような変な感じ。
なにこれって思うけど、棒読みすぎず自然すぎない絶妙なバランスの上に成り立った演技に思えてきてだんだん癖になる。
余談:
そういえば黒沢清の映画ってだいたいこんな感じのセリフまわしだったっけ、というか黒沢映画って超久しぶりに見た気がする。
いや、久々というか『ニンゲン合格』とあとせいぜい1,2本くらしか見ていなかったかも。。
このブログ上では3本乗っているなぁ。覚えていない。。
東出君は黒沢清と相性よさそうだな。
演出は昔の日本映画見ているかのよう。
バストショットの切り返しは真正面向いているけど小津っぽいし、後はなんだ、何も出てこないがなんとなくの雰囲気で。
以下少しネタばれ
自分の危機的状況もよく理解していないし、フィルム見れば納得してもらえると信じ切った上でのどや顔「御覧ください」は名シーンだった。
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