2005年4月30日土曜日

池袋、大宮

映画見た後マックで飯食って、それから有楽町線で池袋に行く。
池袋じゃなくて大宮に用があるのだけど、JRの乗り換え前にちょっと歩こうかと思って池袋を歩く。
僕は東京育ちだが池袋ってたぶん生まれてから10回も来てないはず。
映画館通いをしていた学生時代にも結局池袋まで行って映画を見ることはなかったし。
土曜ってこともあって凄い人ごみ。
西口北口東口をふらふら散歩してから埼京線で大宮へ。

大宮の街に初めて降りる。
人の流れに付いていったら大宮ソニックシティとかいうホールにつく。
スーツ姿の兄さん数人が外の喫煙所でタバコを吸っている。
とりあえず人について中に入る。何の催しだろう。受付の近くまでいって覗いてみるがよくわからない。
フロアをうろうろした後に外に出て喫煙所で一服。
男性は若いのからおっさんまでほぼ皆スーツ姿でホールへと入っていく。
女性はドレスだったりとそれなりにちゃんとした格好で。
受付あたりの雰囲気がどっかの高校の定期演奏会みたいだ。
ホールの外に電光掲示板があって、見てみたら今日はなんとかという寺の幹部会と書いてあった。

ふらふらふらふら1時間くらい歩いた後、ソフマップに寄る。
壊れたHDDを外付けケースで使用すると使える場合がある、という情報を思い出して外付けケースを購入。

7時15分頃に駅の改札へ。
今日は飲み会の約束があるのだけど、待ち合わせ場所と時間をメモるの忘れて凄い不安。
改札を全て回ってみるがいない。
電話してみてもつながらない。
歩くのをやめて人が多いところで立って待つ。
なんかもしかしたら日にちすら間違っていたのか。今日は疲れたから帰ろうかと思い始めた頃に電話が来る。
ちょっと遅れたらしい。
二人の友達と一緒に飲み屋へ。
店で女の子が3人待っている。
小中の友達と中高の友達と、初めて会った女の子3人の計6人で飲み会。
女の子と酒を飲むのは楽しいなぁ

映画『ボン・ヴォヤージュ』

2003年 監督:ジャン=ポール・ラプノー
at ギンレイホール


ボン・ヴォヤージュ 運命の36時間

最近見た中ではかなり面白かった作品。
1940年のパリで事件が起こる。
人気女優のヴィヴィアンヌ(イザベル・アジャーニ)が自分の部屋で誤って一人の男を殺してしまう。
動揺した彼女は幼馴じみで作家の卵のオジェ(グレゴリ・デランジェール)に連絡する。
オジェは彼女のために死体を始末しようと車で運ぶが、途中交通事故にあってそのまま殺人犯として逮捕されてしまう。
そんな折ドイツ軍がパリに侵攻してくる。
ヴィヴィアンヌは自分に言い寄ってきた大臣ボーフォール(ジェラール・ドパルデュー)と共にボルドーへと逃れていた。
そして捕まっていたオジェは混乱に乗じて同じ囚人のラウル(イヴァン・アタル)と一緒に脱獄してボルドーへと向かう。
オジェはボルドーへの列車の中で女学生カミーユ(ヴィルジニー・ルドワイヤン)と知り合う。
カミーユはコポルスキ教授と一緒に重水(原爆の基)をイギリスに持ち出そうとしていた。
これらの登場人物がパリ陥落フランス降伏の激動の数日をそれぞれの立場事情で駆け回る。

一般庶民から有名女優や政府の重要人物、ドイツのスパイ、ごろつき、世界の運命を握る天才科学者とその美しい助手等々、人物の幅がこれでもかと広い。
しかも相互の人物の関りあい方が面白い。フランスの運命を左右する重要な時で忙しい大臣を保身に精一杯のヴィヴィアンヌがかき回したりとか。
でもなんといってもヴィルジニー・ルドワイヤンの可愛さに打ち抜かれた。
砂浜で原稿が風でばさばさ吹き飛んでしまうシーンは泣ける。

映画『恍惚』

2003年 監督:アンヌ・フォンテーヌ
at ギンレイホール


恍惚

ベルナール(ジェラール・ドパルデュー)とカトリーヌ(ファニー・アルダン)夫妻はセックスレス夫婦だった。
ベルナールの誕生日、カトリーヌは出張から帰ってくる予定のベルナールのためにサプライズパーティを用意していた。
だけどベルナールからの電話が入り、今晩は帰れないと言う。
夫はホテルで浮気していたから帰らなかったのね。
翌日、夫の浮気を偶然知ったカトリーヌはショックを受ける。
夫を責めるが夫は却って開きなおり、その態度にカトリーヌは余計ショックを受ける。

なんかストーリー書くのも億劫だ。
要はカトリーヌが会員制クラブの妖艶なマルレーヌ(エマニュエル・ベアール)に夫を誘惑するように依頼して、って話。

ファニー・アルダンはいい年のくいかたをしているとは思うけど、どうも野暮ったい。
エマニュエル・ベアールはもう40近いというのにただならぬ妖気を発していた。
ストーリーや展開は僕にとっては本当どうでもいい感じ。

2005年4月17日日曜日

映画『ダンディー少佐』

1964年 監督:サム・ペキンパー
BS2 録画


ダンディー少佐 エクステンデッド・バージョン

南北戦争の頃、ベンリン砦に左遷された北軍のダンディー少佐(チャールトン・ヘストン)はニューメキシコ一帯を荒らしまわるアパッチ掃討に乗り出す。
しかし討伐隊の兵が足りない。
そもそもダンディーの仕事は南軍兵士の捕虜収容所みたいな砦の獄司みたいな任務なので勝手に戦いを起こしても駄目だし砦を空にすることもできないのね。
ってことで足りない兵は南軍の捕虜を使おうとする。
この南軍の捕虜の中には、元ダンディーの仕官学校の同期でまあ複雑な事情で南軍に寝返っていつのまにかこの砦に捕虜として捕らえられてしかもダンディーを怨んでいるタイリーン大尉(リチャード・ハリス)がいた。
ダンディーはタイリーン大尉とアパッチ討伐までという協約で共同戦線を張ることに成功する。
いよいよ出発。
捕虜も含めた寄せ集めの軍では少佐の統率能力が問われる。前途多難です。
テーマミュージックでも「少佐に従えば生還できる」と歌われるくらいの英雄ダンディー少佐の活躍を楽しむのかと思いきや、おいしいところはタイリーン大尉がかっぱらっていく・・・

アパッチ討伐と言いつついつのまにかフランス軍と戦争をおっぱじめたりして、怖いもの知らず。
この怖いもの知らずアウトロー軍には魅力的になりそうなキャラクターがたくさん出てくるんだけど、時間の関係か十分な魅力を発揮しきる前に気付いたら死んでいたりする。
後半の方は特に描写が駆け足になっていくし。
アパッチとの決着にしろ全体的にリアルな無常感が漂う。あ、あいつ死んだ、とか。
あっけないのね。あっけないんだけどもっとあけなさを体感するために全体の人物描写を充実させて4時間くらいの大作にしてくれたら良かったのに。
まあ、そんなにストーリーや展開を充実させていったらアウトロー軍団がやっていることの破綻をどう収拾つけるかで困ることになりそうだが。
それにしてもテレーザ(センタ・バーガー)とはあれで終わりなの?

大砲の破壊力はどのシーンも良かったな。
河が血で染まっていく様子やら戦闘シーンも結構面白い。

ソニーすご録

いつまでたっても壊れたHDD付きDVDレコーダーの録画済みのファイルを整理できなくて、しょうがないから新しいHDD付きDVDレコーダーを購入する。
2,3日前にネットで注文して今日届く。ソニーRDR-HX70。
便利だなぁ。番組表から簡単に予約できるし、1.5倍早見再生では音声も再生されるし。
でもDVD-Rに4時間録画できるEPモードって今使っているシャープのに比べて画質が悪い気がする。
シャープのは普通に見ていて画質が悪いと感じることはなかったのだけど、RDR-HX70の場合明らかに汚ねえなと感じるときがある。
まあ、いいや。

2005年4月10日日曜日

映画『忍者秘帖 梟の城』

1963年 監督:工藤栄一
BS2 録画


忍者秘帖 梟の城

原作が司馬遼太郎で脚本が池田一郎。
池田一郎は晩年隆慶一郎のペンネームで時代小説作家として活躍する。

伊賀の重蔵(大友柳太朗)は伊賀の里を滅ぼした信長を怨んでいたが信長亡き今、秀吉暗殺を目論む。
同じ伊賀出身で重蔵と同等の力を持つ風間五平(大木実)は侍にあこがれ伊賀を捨て、現在では京都所司代に勤めているため重蔵を阻止しようとする。
また、甲賀の摩利洞玄(戸上城太郎)も重蔵を阻止しようとする。
そんで摩利洞玄の部下で「斬って重蔵様の血の色が見たい」のくの一小萩(高千穂ひづる)も重蔵を阻止しようとする。←こいつは重蔵に惚れちゃうんだけど。
とか、いろいろキャラクターが出てくる。
ありえない忍術が出るでもなく、暗殺集団忍者の醍醐味が面白く見れる。
なかなかかっこいい。

大友柳太朗当時51歳くらい。若い。

2005年4月2日土曜日

TV「BS日本のうた」

4月ってことで番組がリニューアル。
司会者が宮本隆治に代わり塩屋紀克アナに。
宮本アナは最近歌手との会話で妙に柔軟性のある会話をしようと努めて結局なんだか浮いてるってパターンが多かったので、もうそんな歯がゆい光景を見ないで済むかと思うと嬉しいような少し寂しいような。
司会者交代のついでに演出者やカメラマンも総入れ替えしてくれないかと期待したけどそれは変わらなかったみたい。
代わってんのかもしれないけど、相変わらずカメラは無駄に動くし無駄に切り替わってうざい。
NHKはなによりまずBS日本のうたのスタッフを有能な人材に総入れ替えすることから改革を着手すべきだと誰もが思っているのになんでこうずれているのだろう。

リニューアル一曲目が五木ひろしによる「最初から今まで」。
見事なまでに、人によっては気持ち悪いと感じるまでに五木ひろしの歌になっていた。

Zeroっていう韓国の歌手が「約束」という曲を歌っていた。
グラサンかけた売れないホストみたいな兄ちゃんですげぇ怪しい奴だと思ったけど、歌い終わった後のトークでは外見とは正反対にこれ以上ないっていうくらい好感の持てるいい人だった。
歌い終わったら日本語で「ありがとうございます」って言って深々とおじぎするし、塩屋アナが「今日本ではZeroさんの歌声に感動している人がたくさんいらっしゃいます。そのことをどう受け止めてますか?」とかいう挑戦的なというか意味深なというか難しい質問をすると、訳者の訳を聞いたZeroさんは、呆けた顔で「本当ですか?」(日本語)と聞き返すのさ。その素直な反応に好感。
・・・って今書いていて気付いたけど、話す内容ってたぶん事前に決められてるんだろうな。
だいたい日本語が堪能ではないZeroが「本当ですか?」という日本語を喋れたのが疑問といえば疑問。
「ありがとうございます」とか「お会いできて光栄です」は基礎として「本当ですか?」って言葉はまず使わないし覚えないだろうし。
じゃあ、全て高感度を上げるための演技なの?
でも日常会話まではできないが結構日本語を勉強しているのかもしれないし。うーんわからん。

ワンマンショーは長山洋子。
五木ひろしが津軽三味線を披露していた。相当練習したっぽい。
続けてなぜか尺八奏者の藤原道山が出演していて、自曲の「はやて」を吹く。
もう尺八奏者といったら横山勝也でも山口五郎でも山本邦山でもなく藤原道山って答える人が多いんだろうな、って思うくらい多方面で活動しているな。
続いて長山洋子によく引っ付いている本物の三味線奏者沢田勝秋の演奏から長山が唄う「津軽じょんから節」へと入る。
民謡津軽じょんから節の後に長山の自曲「じょんから女節」に入るのだけど藤原道山とジョイント。皆かっこいい。

映画『巴里の恋愛協奏曲(コンチェルト)』

2003年 監督:アラン・レネ
at ギンレイホール


巴里の恋愛協奏曲

内容が全然思い出せなくて検索かけて公式ページを覗いてやっと思い出した。
そうだ、これミュージカル映画だったんだ。
途中何度かうとうとしてしまってあんまり覚えていない。
色がどぎつかった記憶がある。
監督は『二十四時間の情事』のアラン・レネだったのか。知らなかった。

映画『みんな誰かの愛しい人』

2004年 監督:アニエス・ジャウィ
at ギンレイホール


みんな誰かの愛しい人

有名作家エチエンヌを父に持つロリータはコンプレックスの塊のような子だった。
ぷくっと太っているし自分に近付く男は皆父親の威光が目当てだとふてくされたり。
登場人物がいっぱい出てくるけど、皆何かしら問題やらコンプレックスやら抱えていて、あざとい心変わりも含めて美化されない等身大の人間像が描かれる。
ロリータにはちょっといらつくな。
でもエチエンヌの若き妻カリーヌ(ヴィルジニー・ドゥサルノ)が綺麗だったから満足。
ストーリーのディテイルは忘れた。