2005年11月28日月曜日

飛行機に

また高知に出張のため朝6時半に起きる予定。
前日、起きるぞーと気合入れて寝たので6時に一旦目が覚める。
くそ眠い。
あと30分寝れるじゃん・・・

次に目覚めた瞬間ものすごい嫌な予感がする。
30分どころじゃない時間寝た気がしてならないのだが・・・
時計を見ると8時45分。
ちょうど飛行機が出る時間じゃん。
?!
やっべー!
一呼吸置いて考える。
これは夢じゃないこと。
確かに8時45分であること。
間違いなく今日が飛行機乗る日であること。

航空会社に電話。
事務的な声のおねーさんに事情を説明する。
次の便が11:40。
予約する。
チケット買った便は既に出発したため払い戻し不可。
一応空港の受付でも聞いてみてくださいと言われる。

会社の人にメール打ってからくつろぐ。
自動録画している朝の連ドラを見ながら朝飯のパンをほおばる。
支度して羽田へ。

受付のねーちゃんに「乗り遅れた」と言うと次の便は空いてますねと言われる。
払い戻しなんか当然出来ませんといった雰囲気。
次の便の予約は電話で済ませたと言い、チェックイン。

ああ、乗る予定だった便は窓側の席をとっていて楽しみにしていたのになぁ。

2005年11月27日日曜日

映画『フライ,ダディ,フライ』

2005年 監督:成島出
at ギンレイホール


フライ,ダディ,フライ 特別限定版 (初回限定生産)

生意気な高校生グループの一人一人が顔も声もしゃべり方も気に触ってしょうがなかった。
そこしか覚えてない。

映画『電車男』

2005年 監督:村上正典
at ギンレイホール


電車男 スタンダード・エディション

最初の秋葉原の映像が生生しくて、結構面白い映画かもと思う。
まあ、ふんっと笑えるポップなコメディー映画。

いくら世間知らずの令嬢っていう設定だとしても現実的にあんな女性いないでしょ。
からかって遊んでいるか、金を騙し取るか。
それに2ちゃんの住人は社会生活に問題があるとかなにかしら問題を抱えている人が集まるところなのね。

ラストで二人の周りをぐるぐるカメラが回るコメディーシーンでは背景の秋葉のネオンがガラス版にいろんな色のペンキをこぼしたようでポップに仕上がっている。

2005年11月26日土曜日

帰宅

朝、高知竜馬空港から飛行機で東京に帰る。

2005年11月20日日曜日

休み@高知

昼の2時頃起きる。
3時頃散歩する。
商店街行くと人が凄いたくさん。
店の閉まった夜しか通ったことなかったからびっくり。

パソコン書の置いてある大きな本屋を探していたのだけど見つからない。
ダイエーが閉店セールをやっている。
ダイエーの中にこじんまりした本屋がある。パソコンの本は無い。

商店街にCDショップを見つける。
適当に見ていたら、NHK歌謡コンサートで初めて見て以来ずっと気になっていた熊木杏里のアルバムを発見。
買おうとするが、そういえば高知城行った帰りでいっかと思って店を出る。
腹減ったので夕方だが、ひろめ市場というところで鯛めしとろろ丼を食う。
飯食ったら高知城行くのが面倒になる。
それに商店街の店って6時か7時にはほとんど閉まるって話をどっかで聞いたなと思って、CDショップに戻る。
熊木杏里の『無から出た錆』を購入。
鯛めしとろろ丼が少なかったためコンビニで肉まんとパンとおやつを買ってホテルに帰る。

『無から出た錆』をパソコンにmp3で取り込んで再生。
1曲目でいきなり引き込まれる。
僕は歌を聞いてるときは歌詞なんかろくに意味として解釈することなく、ただ音としてしか聞いてないのだけど、この人の曲はどれも歌詞が意味としてすんなり染み込んでくる。
いいな、この人。
3,4回かける。

2005年11月19日土曜日

深夜作業

今日は深夜2時から作業なんだけど、様々な手違いで深夜作業に付き添うために日帰りでやってくるプロジェクトリーダーが昼の2時に高知に来る予定で飛行機を取っていたと発覚し、しょうがないから僕も昼の2時には客先に入る。
12時間も待つのか。なげー。
暇だから仕事する。
夜はうな重をくう。
深夜2時。やっと作業が始まる。
テストが上手くいけば1時間もかからず終わる予定だったけど上手くいかなかったから6時までかかる。
宿をとってないプロジェクトリーダーを置いて宿に帰ってちょっと仕事してから寝る。

2005年11月14日月曜日

高知

出張で今日から高知県。
四国に来たの初めてだなぁ。
仕事終わって会社の人と飯食った後、9時前くらいから一人で散歩する。
とっくに閉まってひと気のない商店街やら車がびゅんびゅん走る大通りやらを行ったりきたり。
1時間くらいうろうろして何も面白くないことに気付いてホテルに戻ろうとするが、なんとなくよったコンビニで地図を眺める。
この時何を勘違いしたのか、桂浜近いじゃん、行こう、と思ってしまう。

高知駅からまっすぐ伸びる大通りを南に歩くとはりまや橋に着く。
とさ~の~ こう~ち~の~ はりま~や~ば~あ~し~で~
ぼーさ~ん~ かん~ざ~しー かう~を~み~た よさこいよさこい
ってな。
でも、うわっ。つまんねーとこだな。
なんちゃってはりまや橋しか今はないんだねぇ。

はりまや橋を後にし、そのまままっすぐ進む。
ほどなく鏡川にさしかかる。
橋を渡っていると道の先に街灯が果てしなく伸びているのが見えて、あれっと思う。
しかし行くと決めた以上行っちゃろうと思い突き進む。
歩けど歩けど何も無い。
疲れて引き返す気力も無い。
幸い路面電車が走っているので戻りは路面電車乗ればいいや。
今は何も考えず歩けばいい。
歩道を歩く人などもう誰もおらず、たまに地元の人が自転車で通り過ぎるだけ。

桂浜の場所を何か勘違いしているのはもうとっくに分かっていたのだけど、確認するのも恐ろしくほったらかしにする。
しかしこのままだと歩いて朽ち果てる気がして、おそるおそるコンビニに寄って地図を見る。
なるほどね。とてもじゃないが歩いていける距離じゃない。
なんでこんな勘違いしたのか考えると、ホテルでちらっと見た高知の略図の「至桂浜」という情報とコンビニで見た地図のページの一番下にあった鏡川の図がごっちゃになって、なぜか鏡川がある場所を桂浜と勘違いしたっぽい。
まあ、疲れてたからな。
とりあえずここまで来たから、路面電車の終着駅のある高知港まで行こうと思う。

途中ブックオフを見つけてCDを物色する。
めぼしいものも見つからず歩き出す。
着いた~。港に。
港を眺めるがただの川にしか見えない。
もう少し開けた場所まで歩いて広い港を見ようとしたのだけどなかなかいいポイントが見つからず諦める。
というかどうでもよくなって自販機で温かいココアを買って飲む。
さあ路面電車で帰ろう。
で、これももう歩いているうちにとっくに分かっていたのだけど、路面電車は1時間も前にとっくに終電が終わっていた。
タクシーをつかまえようとしたが、いいや、どうせなら全部歩いてしまおう、と。

2005年11月12日土曜日

映画『Dear フランキー』

2004年 監督:ショーナ・オーバック
at ギンレイホール


Dearフランキー

母と子とばあさんの3人家族は何かから逃れるように引越しを繰り返していた。
船乗りでずっと会ってない父親に熱心に手紙を書く難聴の子供。
子供が出した手紙を受け取っていたのは父親ではなく母親だった。返事を書くのも当然母親。
父親は生きている。しかし船乗りではない。父親の暴力に耐えかねて母は子供をつれて逃げたのだった。
幻想の父親に手紙を出し続ける子供。
ある日父親が乗っているというACCRA号が入港してくる。
父に会えると歓喜する子供。困る母。
偽の父親を用意する母。子供の前に現れた幻想の父は理想の父だった。
まあ、頭のいい子という設定だからどこかで母親が返事を出しているという事実にうっすらと気付いているはずだが。

よくできているのかもしれないけど普通な感じ。

映画『マラソン』

2005年 監督:チョン・ユンチョル
at ギンレイホール


マラソン

最初のマラソンシーンでサンバイザー付けた母親の表情見て涙流してから涙腺がゆるんで、それから最後まで数々のポイントで泣かされる。
ラストの方なんか怒涛の攻めで本当に感心する。

キョンスク(キム・ミスク)には幼い二人の息子がいるが長男のチョウォン(チョ・スンウ)は自閉症だった。
一時は疲れ果ててチョウォンの教育を放棄しようとした母だが、やはり大事な子供、捨てられはしない。
二度とチョウォンを離さないと決心した母は根気強くチョウォンを育て上げる。
そして青年に成長したチョウォンは走っていた。
10キロマラソン大会で3位入賞。
次はフルマラソンだぁ、ってことなんだけど10キロとは違ってペース配分の仕方も知らなければ命の危険が伴う。
って話。

母親がエレベーターを降りた後、階段を駆け上るような足音が段々大きくなって何かと思ったらチョウォンが現れたり、と結構繊細な音の使い方をする。
音に耳を澄ませているだけでもかなり面白い。
カメラもいいし、演出脚本も最初の方のシーンを後ろの方でこれでもかと見事につなげて感動させてくれるし。
マラソンシーンでスーパーやら地下鉄をイメージの世界で走らせるシーンがあるのだけど、チョウォンを殴った奴まで走るチョウォンを応援しているのね。
冷静に見ればちゃんちゃらおかしいんだけど大きな感動シーンにくるまれた状態でこのシーンを見ると普通に泣かされる。

長編デビュー作らしい。すげーな。

2005年11月6日日曜日

映画『ラストシーン』

2001年 監督:中田秀夫
TV 録画


ラストシーン デラックス版

冒頭なんだかちゃっちい映像と演技を見せられてなんだこれと思ったら、「カット!」とか言ってさ。劇中劇だったらしい。
時は1965年。撮影所システムの末期、スター吉野恵子(麻生祐未)は結婚を期に引退しようとしていた。
恵子の相手役として数々の映画で共演したスター三原健(西島秀俊)は、相手役を失ったことで次回作を若手に奪われてしまう。
荒れるわがまま大王三原。
天使のような妻(若村麻由美)にも八つ当たり。
しかし妻は交通事故で他界。
映画界から消える三原。
時は過ぎて2000年。「ドクター鮫島 THE MOVIE」の撮影現場はテレビマンがひしめき、生粋の映画人達はテレビマンの適当さにうんざりしていた。
小道具係のミオ(麻生久美子)は仕事を辞めようとまで思う。
そこに降板した老人役の代役として往年のスター三原健(ジョニー吉長)がやってくる。

麻生久美子はやっぱりいいなぁ。

『ラストシーン』の公式ページを見たら中田監督は「11961年、岡山県生まれ。」らしい。120世紀生まれか。

2005年11月5日土曜日

映画『日本侠客伝』

1964年 監督:マキノ雅弘
TV 録画


日本侠客伝

シリーズ一作目。
挙げたらきりがないほどそうそうたる顔ぶれ。
いかした男といかした女が勢ぞろいさ。
渡世人が生きづらくなった時代の任侠物。
今更かたぎには戻れない。任侠道に殉じるのみ。

高倉健、中村錦之助、田村高広、大木実、松方弘樹、長門裕之、安部徹、津川雅彦。
藤純子、藤間紫、南田洋子、三田佳子、ミヤコ蝶々。
これだけいながら一箇所以上は必ず見せ場があってみんないい味出している。

2005年11月3日木曜日

映画『さよなら、さよならハリウッド』

2002年 監督:ウディ・アレン
at ギンレイホール


さよなら、さよならハリウッド

最前列だと眠くなるので2列目に移動

視力が悪いため字幕ばかりをずーと目をこらして追っていたら終わってしまう。
ウディ・アレン本人が主役だとなんだか安心するな。
70近いじいさんが恋愛劇を繰り広げてもウディ・アレンならまあいっか。

映画『ウィスキー』

2004年 監督:フアン・パブロ・レベージャ、パブロ・ストール
at ギンレイホール


ウィスキー

久しぶりにギンレイに来たせいかメガネを忘れた。
しょうがないから最前列のど真ん中に座る。
見づらい。

無口なヒューマンコメディなんだけど、始まった瞬間から眠くてしょうがなくなってずっと船こいでいた。
半分くらい寝てしまった。
おかげでストーリーがよく分からない。
古びた靴下工場を経営する初老の男ハコボがいる。ハコボはなにやら結婚したてのよう。
靴下工場で働く中年女性マルタを妻にしたのらしいのだが、なんかお互いよそよそしいというか変な雰囲気。
気付いたらハコボの弟エルマンという男が現れる。
3人でなにやらプールで泳いだり食事したり。

結構面白そうな映画だったな。

このごろ

ここのところ土日両方か日曜出勤と頑張っていたからギンレイホールに全然行けなかった。
『ミリオンダラー・ベイビー』と『コーヒー&シガレッツ』は見逃す。
今上映しているプログラムも今日を逃すと終わってしまうため、疲れた体に鞭打ち行ってくる。

2005年11月1日火曜日

健康診断

会社の健康診断の日。
裸眼の視力は0.4だった。

採血をしてくれたのは若いめの看護士だった。
慎重に血管の場所を探している。
注射針を打ち込まれる瞬間は蚊にさされた程度の痛み。
しかし血が抜き取れず、針が刺さっている周りをぽんぽん叩いたりする。
暫くして針をさらに押し込んでくる。
いたーい。
もうこの時点で顔を背けて見てなかったのだけど、腕の感覚からして合計3回くらい押し込まれた気がする。
針を刺してから1分くらい経って、「一回針抜きますね」と言う困ったような声を聞いて恐る恐る注射器を見るとやっぱり一滴も血が採れていない。
長い時間ちりちりする痛みに耐えたのにまた刺されるのか!
たどたどしい手つきで血止めのシールを貼った後「すいません、もう片方の腕をだしてもらえますか?」と言う。
予想通りだがしらじらしく「えっ?」と言ってみる。
「すいません・・・」
もう片方の腕の袖をまくる。
今度は注射器じゃなくて、看護士は2cm四方くらいの変な紙みたいなものを両手でつまんでいる。
真ん中に針が付いているらしい。
その針が動脈っぽい血管にぷすっと刺される。
普通の注射器より痛い。
2cm四方くらいの変な紙からチューブが伸びていて、真っ赤な血が勢いよくチューブを駆け出している。
血が抜かれているせいか、手のひらが凄い痺れてくる。
採血できて安心のような不安のような。
採血が終わって針が抜かれると、少し放心状態になる。
普通なら針を刺した箇所に血止めのシールを貼って終わりなんだけど、脱脂綿を渡され「これで押さえて血が止まったらこのシールを貼ってください」と言っている。
刺された箇所を見ると球状に血が浮いていた。