2012年7月15日日曜日

映画『永遠の僕たち』

2011年 監督:ガス・ヴァン・サント
製作国:アメリカ
at ギンレイホール




事故で両親を亡くし自身も臨死体験をした少年と、余命数ヶ月の少女の恋愛物。
死を身近に経験している少年と、死が間近に迫っている少女っていう、重たかったり感動物になっちゃいそうな内容だけど、なんか終始爽やかな印象。

少年には英語ぺらぺらの特攻兵の幽霊ヒロシ(加瀬亮)が見える。
少年が「死はただ消えるだけだ!」と少女に言ってみても、じゃあヒロシは何なのと突っ込みたくなる。

幽霊ヒロシも含めた3人の物語になっていて、死が来るまでに命を輝かせ続けた少女が、お別れを言えずに死別した者たちの未練を死によって救うという感じか。

少年イーノック役にヘンリー・ホッパー。
ホッパーです。デニス・ホッパーの息子です。
少女アナベル役にミア・ワシコウスカ。
この子『キッズ・オールライト』に出ていた子だ。
ロングだった髪がベリーショートになって、表情の豊かさや可愛らしさがより魅力的になっている。

アナベルが首がねじれて痙攣し出すシーンは、以前仕事中にてんかんの症状を起こした女性を思い出した。

人の葬儀に出席する少年って設定はなんかよく見る設定だな。何の映画か思い出せないけど。
『ハロルドとモード/少年は虹を渡る』とかか。

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