2014年12月14日日曜日

映画『ダブリンの時計職人』

2010年 監督:ダラ・バーン
製作国:アイルランド/フィンランド
at ギンレイホール




言葉を発しようと口を大きく開いた瞬間に無情に小窓が閉められる予告編にもあるこのシーンって、この映画をよく表しているなと思う。
コントのお約束のようなシーンだけど、社会(家族)からはみ出し拒絶される悲哀と少しの笑いが混じったこのシーンは映画全体に広がっていく。
なかなか面白かった。

フレッド(コルム・ミーニイ)の隣人カハル(コリン・モーガン)君の聖性がすごい。
ただのヤク中の自暴自棄な青年かと思いきや、ナイーブで心優しくて無邪気によく笑い、フレッドの心を動かして最後には。。

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