2017年1月4日水曜日

映画『シング・ストリート 未来へのうた』

2015年 監督:ジョン・カーニー
製作国:アイルランド/イギリス/アメリカ
at ギンレイホール




1985年の大不況下のアイルランドダブリン。
逼迫した家計の事情により、私立高校から荒れた公立に転入したコナー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)。
自称モデルで一つ上のラフィーナ(ルーシー・ボーイントン)に一目惚れしたコナーは、彼女をMVに出演させる約束を果たすためにバンドを結成しようとする。

80年代の音楽に加えて、オリジナル曲がどれもいい。
いじめられっ子気味な主人公の最初のへたくそな歌声や、拙いMV。それがいつのまにか上手くなってファッションもださかっこよくなってはっちゃけて、終いには音楽の熱量が周囲を巻き込んでいく。
不況下の時代背景の中、青春がてんこもりで、特にこの時代に青春時代を過ごした人たちにはたまらないんじゃないだろうか。

兄役のジャック・レイナーがいい表情や雰囲気をしている。
『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』の人だな。

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