2017年1月9日月曜日

映画『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』

2015年 監督:ジェイ・ローチ
製作国:アメリカ
at ギンレイホール




子供が成長するたびに誰だよお前と思ったり、エドワード・G・ロビンソンとあとなんか資産家っぽい人が両方オールバックだったから顔は似てないけどどっちがどっちかよくわかなくなったりと 登場人物が多くて多少混乱したものの、結構楽しめた。

赤狩りのハリウッドテンの一人、脚本家ダルトン・トランボ(ブライアン・クランストン)のお話。

敵役(って言い方が正しいかわからないが明らかに敵役だった!)のおばちゃんが強烈だった。
元女優で現在はハリウッドのゴシップ等を扱うコラムニスト、ヘッダ・ホッパー(ヘレン・ミレン)。
彼女の極右は息子が関係しているのかもしれないが背景はよくわからない。
それにしもてゴシップを扱っているだけで嫌な感じなのに、このゴキブリを見るような排斥っぷりが本当にいやらしい。
そういう人物像にいつも派手なおしゃれ帽子をかぶらせているのは演出なのか事実なのか。
どんなに着飾ってもこの映画を見ている観客の彼女に対する印象は最悪なので痛々しさしか感じない。
演出ならおもしろいと思ったけど、ヘッダ・ホッパーの昔の写真をみると普通におしゃれな帽子かぶってんね。

あとトランボの自宅の庭で会食しているシーンで、トランボの奥さんクレオ・トランボ(ダイアン・レイン)の頭の上に子供が何か忘れたが物を乗せるのね。
で、乗せた物が不安定すぎて頭から落ちるんだけど、クレオが左手でそれを見事にキャッチする。
この何気ないシーンがいいなと思っていたけど、その後にクレオが昔かじったとかなんかでボールジャグリングを披露するのを見て、何か少しスーっと醒めてしまった。

長女役のエル・ファニング。大きくなったな。

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