2015年 監督:セーラ・ガヴロン
製作国:イギリス
at ギンレイホール
まだ女性参政権のなかった100年前のイギリス。
女性参政権運動は、平和的主張だけでは男たちに相手にもされず、次第に過激な行動での主張へとシフトしつつあった時代。
洗濯工場で低賃金長時間労働を当たり前のように毎日こなしていたモード・ワッツ(キャリー・マリガン)は、女性参政権運動とは全くの無縁であったが、職場仲間にサフラジェットがいたことで、次第に活動にのめり込んでいく。
のめり込むというかのめり込まざるを得ない状況まで追い込まれていた、とも言えるけど。
警棒で容赦なく女性を殴打したり、セクハラというレベルを超えた行為が行われていたりと、怒りを溜める要素が次々に出てくる。
なのになんか中途半端なところで終わったな。
命を賭して国王への直訴への道を開いたのかと思ったらそういうわけではないのね。
偉そうにしていても男は女がいないとその無能ぶりを遺憾なく発揮したりするところなんか、男って愛らしいぜと思うけど、ここは監督が暗に男を痛烈に非難、というか馬鹿にしているんだろうな。
主演キャリー・マリガン。
薬剤師役にヘレナ・ボナム・カーター。かっこいい。
あまり出番はないけどエメリン・パンクハースト役に安定のメリル・ストリープ。
2017年7月17日月曜日
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