2016年 監督:深田晃司
製作国:日本/フランス
at ギンレイホール
娘一人の3人家族の食卓。
父親鈴岡利雄(古舘寛治)は新聞を読みふけって喋りもしない。
母親鈴岡章江(筒井真理子)は夫に敬語使ったりするしでなんか変な家族。
この家族のもとに変なおっさんがやってくる。
なんか変なおっさんが出てきたなと思ってぼーっと見ていたら浅野忠信だった。
変なおっさん八坂がやってきて面白おかしい家族ドラマが展開してくれればいいんだけど、変なおっさんの変な方向性がやばいからね。
スラックスは一昔前かのようにだぼだぼで、ワイシャツはネクタイしめていないのにボタンを上まできっちり留めている。
姿勢が気持ち悪いくらいに正しい。
そしてムショ帰り。
明らかに不穏な空気を纏った八坂だが、礼儀正しくはあり、娘も懐いて次第に家族に溶け込んでいく。
河原で八坂が一瞬本性を現すシーンは少しぞくっとしたな。
家族の間に横たわる秘密。
年を経て利雄と章江が本当の夫婦のようになっているのは唯一の救いのように思えたけど。。
なかなか面白かったけど、もやもや感が残る。
謎が謎のままだからさ。結局過去に、そしてあの日に何があったの?
なんか編集でいっぱいカットしてんのかな。
八坂の自白シーンも唐突だったし。
役者達が秀逸だった。
浅野忠信は言うに及ばず、いろんな作品でちょこちょこ見る古舘寛治とか、あと筒井真理子、太賀。
そして鈴岡蛍役の篠川桃音って子がなかなかの美人だと思う。子役から活躍している子みたいね。
2017年7月2日日曜日
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