2016年 監督:山田尚子
製作国:日本
テレビ録画
昔週刊少年マガジンに掲載された読み切り読んであまりに面白いので読後にしばらく呆けていた。
殴り合っているときの硝子の、解放されたかのようにうっすら笑みを浮かべる止め絵(漫画だからどのコマも止まっているけど)には特にガツンとやられた。
(この2013年の12号はなんだか捨てられずに今でも持っている)
その後連載が開始されて、これがまた面白い。
読み切りのその後の余韻に形が与えられるのに不安もあったけど、登場人物も増えて毎回飽きさせない。
いじめる側いじめられる側、傍観者、家族、新しい友だち。
彼ら彼女らの過去そして現在における思いや後悔、葛藤が、水面下や表層で激しく交錯する様が熱すぎる。
で、映画。
本当は公開中に映画館で見たかったけど、絶対泣くわと思って躊躇しているうちに見れなかった。
泣かずに見ようと思いつつも、将也や硝子が動いているの見るだけで開始からもうやばい。
なんとか我慢はしたが、将也の母の足にすがって謝るシーン等々いくつも抑えきれないところがあった。
2時間に収めるため主要人物を将也、硝子、結絃、植野あたりに絞ってよくまとまっているなと思う。
あまりフィーチャーされなかったけどみんな大好きなキャラ川井さんの自己愛っぷりの強烈さも垣間見れたし。
植野が猫耳をすちゃっと装着して近づいてくる原作屈指の名シーンはなんで変えちゃったんだろう。
でもまあかなり堪能したし濃密で面白かった。
2019年1月4日金曜日
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