at ギンレイホール

若者二人のロードムービーなんだけど、爽やか過ぎる。
二人ともなんていい兄ちゃん達なんでしょう。
特にゲバラ。
チェ・ゲバラの激動の革命人生を考えればそのプロローグのような位置付けで、彼の激しく波乱に満ちた放浪旅は実はこれから始まる。
だからこそ普通の好青年で爽やかなロードムービーであればあるほど映画の先の物語に思いをはせて面白い、のかな。
といってもそもそも僕はチェ・ゲバラについてそんなに詳しくないのでこの映画を普通のロードムービーとして見たのだけど、ロードムービーとしてはちょっといまいちかも。
だいたい"いいやつ"同士が旅に出るわけがない。面白くならないじゃん、いいやつだったら。なんでも爽やかになっちゃうし。旅に出るのは駄目人間に決まってる。
主演ガエル・ガルシア・ベルナル。『天国の口、終りの楽園。』の人だ。
ちなみにギンレイホールではこの人主演の2作品が7月16日(土)~7月29(金)の間上映される。
『アマロ神父の罪』と『バッド・エデュケーション』の2作。
『バッド・エデュケーション』はアルモドバル。
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