BS2 録画

原作平井和正と石森章太郎。キャラクターデザイン大友克洋。
全てを無に帰そうとする宇宙の破壊者「幻魔」と地球のサイキック能力を持った人々の壮大な戦いを描く。
怪しい魔女みたいなばあさんが、くねくねしながら「一人の少女が、成り行きの鍵を握っている~」と言う。
その少女とは、トランシルバニア王女のルナだった。
すげー。顔が怖すぎて少女に見えない。
ルナは予知能力とテレパシー能力を持っていた。
ジェット機に乗っていたルナは予知能力で墜落を予知する。
予知しただけで無力なルナはそのまま爆発する機内から放り出されて落下。
いきなり死亡?
と思うと落下途中でルナは意識体として空間を超越して、宇宙の意識体「フロイ」と交信することになる。
フロイから破壊者幻魔の存在を知らされたルナは2000年前に幻魔と戦って敗れたサイボーグ戦士ベガと共に戦いを始める。
それにしても眠りから覚めようとしないベガを説得するルナはなんて物分りがいいのでしょう。
いきなり幻魔と戦えと言われてあっという間に飲み込んだ上にベガを説得するなんて。
「フロイの存在を知っている、あなたは?」
「地球のサイオニクス戦士、ルナ!」
と、ここまで来て今度は日本の高校生、東丈(あずま・じょう)のお話が始まる。
こいつは大友克洋っぽいでこが広いキャラクタでなんか安心する。
東丈はまだ目覚めてはいないが強力なサコキネシスを持っていた。
ベガとルナは丈を危機的状況に追い込むことで能力を目覚めさせようとした。
なんかもう数十時間も続きそうな壮大な展開。
ルナの髪型が気づいたら全く変わっていたり、東京がいきなり灰だらけになっていたり、ある時点でキャラクタがわらわら出てきたり、なんか必要そうなシーンがすっ飛ばされた展開をするので、これはきっとテレビシリーズの総集編に違いないと思う。
でも後で調べてみるとテレビアニメとしてはやっていなかったみたい。
幻魔大戦の元はSF作家平井和正と石森章太郎が共作で作った漫画「幻魔大戦」が始まりで、その後江戸時代を舞台にした「新幻魔大戦」が作られる。
その後、平井と石森は個別に幻魔大戦を継続する。
小説は結構な量があるみたいなので、とりあえず漫画を読みたい。
結構おもしろシーンや不可解シーンがいっぱいある。
・サイボーグ戦士ベガはなんで地球の人種問題を知っているのだろう?
1983年でなぜに黒人差別が?
・「お前、いつものライリー署長じゃないな!」
「気が付いたか。署長の体はこの俺に乗っ取られてしまったのだわ!」
なんてキュートな敵なのだ。
・NY編で見せた敵を異次元空間に転送って方法は最強じゃないですか。
敵がテレポート能力を持っていたら意味無いのだろうけど。
それに特定の形を持たないエネルギー生命体である幻魔一族が異次元に転送されたくらいで死ぬわけないよな。
・本体を分離して逃げようとしている敵をなぜにぼんやり見つめる?
読心術で敵の計画を読んでいる暇があるならサイコキネシスでふっとばせ!
・「サイコキネシスバリヤー!」「・・・」
・飛べなかったはずのルナがいつの間にか飛んでる。
別にサイコキネシスじゃなくても空を飛べるらしい。
・「エンケイユウドウ!」
パーパーパッパーン
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