2006年12月10日日曜日

映画『親密すぎるうちあけ話』

2004年 監督:パトリス・ルコント
at ギンレイホール


親密すぎるうちあけ話

税理士のウィリアム(ファブリス・ルキーニ)の事務所に一人の女性が訪れる。
税理士の前で夫婦間の問題を喋りだすアンナ(サンドリーヌ・ボネール)。
同じ階の精神科医モニエの事務所と間違えていると気づいたウィリアムはアンナに私は医師ではないと告げるが、アンナは「分かるわ。セラピストは医師とは限らないもの」と言って誤解したまま次回の予約をして去っていく。
ウィリアムによるアンナの、アンナによるウィリアムのセラピーが始まる。

特に大きな謎があるわけではないのだけど、サスペンスタッチの展開と二人が交わす会話やかけひきがはっとするような緊張感を作り出して常に面白い。
むっつり顔で無口なウィリアムを演じた踊れる中年ファブリス・ルキーニと、変わらず綺麗で魅力的な顔立ちのサンドリーヌ・ボネールがかちっとはまる存在感で圧倒される。

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