2010年11月20日土曜日

旧居

そういえば引越してから1ヵ月を過ぎた。
冷蔵庫も買った、電子レンジも買った、テレビも買った、HDDレコーダーも買った、ナノイー発生器も買った。
ベッドはまだ迷って買っていない。
未だに僕が住む4階には僕しか住んでいないらしい。

今日は年末調整を出すために会社のある蒲田くんだりまで行って来た。
社長の机の上に置いて会社を後にする。
せっかく蒲田に来たからどこか行こうと思って、会社の横に置きっぱなしの自転車で矢口渡近くのよく通っていた喫茶店に行く。

ああ、自転車の事書いておこう。
2年くらい前にしょっちゅうパンクしては修理に持っていってを繰り返していると、ある時もうタイヤが駄目だからタイヤを交換した方がいいと言われる。
5千円くらいかかる、と。
この自転車は確か2,3万とそこそこ高くて、しかも当時まだ買ってから2年くらいしか経っていないというのに、もうタイヤが駄目ってどういうことだと憤慨しながら修理は保留にして会社の横に置きっぱなしにしてから早2年。
もう処分されていて無いんじゃないかと思ったけど、行ってみたら奥の方に埃まみれで健在していたので先日ついに修理してきた。
鉄の部分が尋常じゃなく錆びていたけどそこは無視してまず埃を綺麗に拭きとって、錆び錆びでガチゴチになっている外れたチェーンを10分くらい格闘して取り付けてから自転車屋に持っていく。
この自転車を買った自転車屋はパンクの修理とか比較的安くてよく利用していたけど、いつだったか凄く横柄な態度の店員に頭に来てから一度も行っていないのだが、久しぶりに持っていってみる。
店の中に自転車を入れてから奥の店員を呼ぶと、そこは売り場だから勝手に上げないでください、コンクリートに傷がつくから、といきなり怒られる。
あの横柄な店員まだいたんだ。
パンクの修理と必要な場合はチューブの交換をお願いして店を出る。
チューブの交換の場合は3900円かかるらしい。安いな。
暫くすると電話が来る。
もうタイヤが駄目だからタイヤを交換する必要があり三千いくらだかかかるがいいか、と。
チューブとタイヤを交換して遭わせて6千いくら?と思って聞いてみると、ですから3900円です!と切れ気味に言われてむっとしながらもお願いする。
時間になり取りに行って支払って早々に後にするべく自転車にまたがって漕ぎ出すと意外に快適に仕上がっている。
後輪ブレーキがほとんど利かなくなっていたのに調整してくれたっぽい。
暫く走ってから止まって後輪の空気入れるところを見ると、紛失していたバルブのキャップも補足してくれている。
ただ、二度といかないと思う。

話を戻すと、喫茶店でケーキセット頼んで新聞読んで文庫読んで煙草吸って暫くくつろいだ後、夕飯にシダットに行く。7時半くらいだったかな。
初めて見る店員にバターパニールとナンを注文する。
ここのバターパニールはやっぱり甘くて美味いなぁ。
初めて見る店員だから僕の事知らないだろうと思ったけど、ちゃんとサービスでラッシーが出てくる。
半年前くらいからよく見かけるようになった女性店員がちらっと見えたからその人が覚えていたのかな。
サービスで出てくる飲み物は僕が頻繁に行くからサービスしてくれていると思っていたけど、もしかしたらよく行くとか関係無しにサービスで飲み物を一律出しているのかもしれない。

満腹になった後、旧居を見に行く。
駅から旧居までの道は往復でもう千回以上は歩いたはずだ。
この道を歩くことはもうないんだなと感慨にふける。
マンションについて外から見上げると、住んでいた部屋はカーテンも無く真っ暗なので、まだ誰も住んでいないようだ。
あの臭い部屋のクリーニングはもう終わったのかな。
この部屋も二度と入ることはないのか。
ここが初めて一人暮らしした所なので、よくよく考えてみるとかつて何年も住んでいた部屋に二度と入れなくなるという経験は初めてだ。
実家はまだあるし、実家は一度も引越ししていないので。
さして思いでもないけど寂しいもんです。

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