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『めがね』の荻上直子監督。
こちらの予想を一ミリも裏切らず、予測どおりのつまらなさだったぜ。
・・・と映画を観る前からこう書こうと決めていたのだが、そんなにつまらなくはなかった。すいません。
日本人キャストが唯一もたいまさこのみで、後は皆海外の俳優だったからかな。
いや、ゆるくてつまらないユーモアは健在だが、なによりストーリーがちゃんとあって登場人物の背景もそこそこ描かれているからだな。
ロボットプラモデルオタクのレイ、勝気でわがままな妹リサ、ダウン症でひきこもりのピアニストの兄モーリー。
この3兄弟の母親が死んだ。
母親が残したのは家と猫と「ばーちゃん」だった。
母が死ぬ前に呼び寄せたばーちゃんは英語が喋れない。
それどころか孫達とコミュニケーションを取る気もない様子。娘の死にショックを受けたのかどうかは知らないが。
唯一の意思表示といえば、長いトイレの後に必ず深い溜息をつくということくらい。
そんな喋らないばーちゃんと一人一人あくの強い孫達の家族のお話。
ラストはちょっと不謹慎かもしれないけど是非やっておいて欲しいと思ったことを見事にやってくれるので満足した。
この監督はちょこちょこ変なおっさんとか出すのが好きらしいのだが、今回は謎の女性としていつもバス停のベンチに座っている女性が出てくる。
これを演じているのが『西の魔女が死んだ』の主演を演じたサチ・パーカーだったらしい。気付かなかった。
シャーリー・マクレーンの娘。
うん、あんまり書くことないや。
リサを演じたタチアナ・マズラニーは可愛かった。
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