at ギンレイホール
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マサチューセッツ州ローウェルには、あのシュガー・レイ・レナード(・・有名ボクサーらしい)からダウンを奪って地元で伝説的英雄になったディッキー・エクランド(クリスチャン・ベール)がいた。
ディッキーは今では弟ミッキー・ウォード(マーク・ウォールバーグ)のトレーナーをしている。
兄はアウトボクサーで弟はインファイター。
そして性格も正反対。
底抜けに陽気だが破滅的な兄ディッキーは完全な麻薬中毒で、過去の栄光にすがりついて順調に転落中の男。
一方真面目な弟ミッキーは実力はあるらしいが、トレーナーなのに練習時間にやってこない兄や金の亡者に成り下がっている母親に振り回されて負け続きになっている。
母親や兄のお気楽さにより10Kgも体格差のある相手と闘わされて殺されかけてから、ミッキーは自分のボクサーとしてのこれからについて真剣に考え始める。
もっととことん暗くして家族の物語になったら面白そうだけど、一応サクセスストーリーになっている。
実話らしいのでしょうがない。まるで映画みたいに成功しちゃったんだから。
ラストに実際の兄弟の映像が流れるのだけど、兄がクリスチャン・ベールが演じたまんまの陽気さで面白かった。
ボクシングシーンはまじにやっている。
製作にも携わっているマーク・ウォールバーグは3年もの間トレーニングを続けて準備していたという入れ込みよう。
ダーレン・アロノフスキー監督が降板してデヴィッド・O・ラッセルに代わったり、兄ディッキー役のブラッド・ピットが降板したり、と結構紆余曲折を経て製作された映画らしい。
マーク・ウォールバーグは昔から猿顔だったけど、年を取るごとに悪化している気がする。
もうゴリラにしか見えない。
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