2004年7月11日日曜日

映画『ラブストーリー』

2003年 監督:クァク・ジェヨン
at ギンレイホール


ラブストーリー

女子大生ジへの淡い恋心とジへの母親ジュヒの純愛物語が運命の線上で劇的に展開する。
こてこてのラブストーリーでいながらラストの方の追い込みと思い込みの巧みな裏切りが見事。

コメディタッチに描かれる部分も多いが恋愛コメディじゃなくてやっぱり純愛ドラマなんだな。
純愛ドラマをコメディ織り交ぜながらバランスよく描いている。
主演のソン・イェジンは泣く演技が上手い。泣くと言うか嗚咽の出し方か。

ジュヒの恋人ジュナの友達のテスはなんともいい奴だが、ジュヒの娘ジへの友達スギョンは今風で自分のことだけに必死なさみしい女性だねぇ。
でもスギョンがテスみたいな奴だったら話が2世代どころか3世代4世代と続いちゃいそうでそうなったらただのギャグになっちゃうけど。

ちりばめられたギャグに隣の隣に座っていたおっさんは爆笑し、感動感動の嵐に前の席に座っていた女性は絶えず号泣し、僕の隣に座っていたおばさんは気づいたら爆睡していた。
僕はと言うと、そこそこ面白く見たけど泣くことはできなかったな。

0 件のコメント:

コメントを投稿