at ギンレイホール
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いつの間にかおなじみになったルコントとダニエル・オートゥイユのコンビ。
昔ルコントがよく作っていたどこか寂しくどこか可笑しなコメディタッチの作品。
美術商のフランソワ(ダニエル・オートゥイユ)は自身の誕生日パーティに出席。
たくさんの仲間が集まった会席。
つい先ほど行ってきた顧客の葬儀があまりに人が少なく寂しいものだったという話をしたところ事態は急変。
「君の葬儀はもっと寂しいだろう」
悪いジョークかと思い
「そんなことはないだろう。少なくともここにいる皆は出席してくれる」
「ここにいる皆は誰も君の葬式には出席しない」
「・・・」
「君に友人はいない」
「何を言っている。たくさんいるさ。ここにいる皆だって僕の友人だ」
皆が無言でフランソワに冷たい視線を投げかける。
そんなこんなで10日以内に皆に”親友”を紹介する賭けをすることになったフランソワ。
さっそくリストを作って親友候補1位の友人から訪ねるが、仕事の話以外で訪ねてきたフランソワに対していぶかしさしか感じていない親友。
いらいらしたフランソワは
「だって君は僕の親友だろ?」
という直球を投げるが親友はフランソワをただの商売敵としか思っておらず、しかも嫌っていた。
親友候補1位でこんな感じなのでリストはもう絶望。
彼には友人すら一人もいなかった。
決して悪い奴ではないし付き合いが悪いわけでもない。
ただ、他者への思いやりみたいなものが全く欠如していた。自分の娘でさえも。
そんなフランソワが今から親友を作ろうとマニュアル本を買ったりして奮闘するのだが。
奮闘中に偶然出会った、誰とでも仲良くなれる才能、を持ったタクシー運転手のブリュノ(ダニー・ブーン)。
彼に友達の作り方のレクチャーを受けるフランソワ。
ブリュノという師を得てフランソワは変われるのか変わらないのか。
親身なブリュノとの友人関係はどうなるのか。
フランス版のクイズミリオネアが効果的に使われている。
テレビ番組を重要なシーンで長々と利用するなんてパトリス・ルコントくらいじゃないだろうか。
このシーンすげー面白いの。
ダニー・ブーンはコメディアンらしい。
娘役のジュリー・デュランが可愛い。
ジュリー・ガイエのきりっとした眉毛が凛々しい。
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