BS2 録画

なんだこの大甘なメロドラマは。
甘すぎてメロメロだ。
恋愛物はヒロインが魅力的じゃないと少しも楽しめないのだが、ヒロインはなんと大学生の子供がいる母親。おばさんじゃん。。。
なのになんだろう、面白かった。
上流階級の未亡人キャシー(ジェーン・ワイマン)が、その美しさから数々のおじさんやじいさん連中に言い寄られるのだが、若くハンサムな庭師のロン・カービー(ロック・ハドソン)と恋に落ちるという物語。
ロンは金や地位に無関心で「自分に正直」に生きる男で、彼の生き方に惹かれたという形。
恋愛物に付きものの障害としては、年の差、生活格差、世間の風評、子供達、とてんこ盛り。
ロンのキャシーへの想いがいつ冷めるのだろうという無用な冷や冷や感もあるし。
ヒロインは若くして結婚したという設定だから、子供が大学生といってもまだ40前くらいなのだろう。
品があって美しく、ドレスから露出する肌はアメリカ人とはとても思えないくらい綺麗で瑞々しい。
おお、演じたジェーン・ワイマンは1914年生まれだから40超えているなぁ。
息子達からのクリスマスプレゼントでロンがやってくるのだと思ってにやにやしていたらとんだ肩透かしをくらう。孤独を決定付けるような残酷なプレゼントだ。
そしてまさかあと一歩のところであんな事故が起きるなんてねぇ。
全く最後まで楽しませてくれます。

0 件のコメント:
コメントを投稿