at ギンレイホール

主演の塩谷瞬は以前テレビ番組で和希沙也とデートしていて、その時の和希沙也への接し方を見てなんて軟派なヤローだと思って印象が悪い。
そして井筒監督は過去5作品ほど見ているがあまり印象がない。
ということでそんなに期待していなかったのだけど、思いのほか面白い映画だった。
普通に遊びたいだけなのに否応無く抱えてしまう国と歴史に若者がその尽きない力でぶつかっていく様が程よいギャグを交えながらテンポよく描かれる。
少し不自然に日朝関係の歴史を登場人物が話し合うシーンがあったりと、なにかエンターテインメントでありながら社会問題もしっかり盛り込みますよっていう意思がいやらしく出ている場面もあったが。
若者は傷の治りが早いな。
普通に殴られただけでも打ち所が悪ければ死ぬと言うのに、釘の飛び出た木材持って乱闘しても喧嘩では誰も死なないところが凄い。
アンソン役の高岡蒼佑ってどっかで聞いた名前だと思って調べたら『アカシアの道』のあの暗くて冴えない兄ちゃんだ。全然顔が違う。
アンソンの彼女役はおばさんくさくて無名の女優だと思っていたのに、後で調べたら楊原京子なんだな。
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