2009年4月7日火曜日

平泉(一日目:一関)

(以下、個人的記録のため、書いている内容に取捨選択という概念は無い)

新幹線


昨日日本酒を何杯も飲んだせいか、3時頃にぱっちり目が覚める。
ぐっすり寝た気もするが4時間しか寝ていない。
もう少し寝ておいた方がいい。
強引に二度寝を何度も繰り返し7時頃に起床。
飯食って荷物の準備。
東京は暖かいけど岩手は絶対寒いはずと思って予備の厚手の上着をリュックに詰めたりしたら結構な大きさの荷物になる。
まあしょうがない。
8時半頃出発。

東京駅で新幹線のホームに上がるとちょうどあと2分くらいで発車する新幹線が止まっている。
自由席の喫煙車両を探して1号車まで歩いていって喫煙車両が無いことに愕然としたところでベルが鳴り、1号車に乗り込む。
全然混んでいなかったので一つの列に一人で座れる。

窓側の席に座りさえすれば何時間でも電車に乗っていられる人だったのだけど、今回はなんか少し苦痛に感じる。
どういうわけか外の景色が面白くない。
寂れているというか中途半端に人工的というか。
仙台を過ぎたあたりからやっと景色が面白くなってくるのだけど、仙台過ぎれば間もなく一ノ関に到着。
ちょうど昼くらい。

一ノ関駅


ホームでひとまず一服。
そして普段はかけていない眼鏡装着。
改札出て観光のパンフレットを探す。
事前に調べて目をつけていた厳美渓の案内チラシがあったので一枚取ったけど、他に案内チラシは見つからず。
駅前のバス停で厳美渓に行くバスの時刻表を見ると40分間隔くらいで走っていて、あと10分くらいでバスが来る。
待とうかとも思ったけど腹も減ってきたので昼飯食うところを探して駅前をふらふら歩いてみる。
雨がぱらぱら降ってくる。
栄えた商店街があるわけでもなく、歩いたところで何か見つかる気もしなかったので普通の蕎麦屋に入ってきつね蕎麦を食う。
900円くらい。
食い始めた頃にバックパッカーみたいな格好の若者が一人入ってきてきつね蕎麦より高いとろろ蕎麦を頼んでいた。

店を出てふと思い出して1枚目。一ノ関駅。

一ノ関駅

次のバスまで20分くらいあるので駅前の観光案内板を見たりして時間を潰す。
案内板にはたくさん観光場所が書かれているけど、どれも道路上にぽつんと立てられた記念の石碑などが多い感じであまり見る気がしない。
雨もそこそこ強くなってきたので歩き回る気力も無くタバコすったりしてぼーっとする。
気づいたら先ほどの蕎麦屋にいた青年が厳美渓行きのバス停の先頭に並んでいる。
バスが来る時間が近づいたので、青年を先頭にして後続に婆さん達が5,6人並ぶ列の最後尾に付くと、暫くしてバスがやってくる。
バスは道路沿いに並んだ列の先頭ではなく、最後尾の僕よりさらに後ろの方で停車して人が降りていく。
なんだこれ、人を降ろした後で前に進んでくるのかなと思って待っていると、どこかから現れた爺さんが運転手になにやら話しかけ、後部ドアが開いて爺さん、続いてこれまたどこかから現れた親子連れが乗り込んでいく。
バスの横まで移動してバス側面に表示されている停車駅を見てみると「厳美渓」の文字が見えたので僕も乗り込む。
どうやら並ぶ列を間違えていたらしく、並んでいた列の人たちは誰一人乗り込んでこない。
あの人たちはどこに行くつもりなのだろう。
青年もなにやら本らしきものを必死に見つめていてこっちのバスを見向きもしない。
バス停が8,9個ある中で唯一列を成しているバス停、といったら中尊寺行きのバス停なのかなぁ。
程なくバスが発車。

厳美渓


20分くらい乗っていたかな。
人はどんどん降りていくしなかなか着かないし気づいたらどんどん運賃が上昇しているしでかなり不安になったのだけどなんとか厳美渓に到着。
まだ灰色の雲が出ているがいい具合に雨もあがって雲の途切れ目から日が射し始める。

厳美渓は全長2Kくらいあるらしいのだけど、今はどうもその真ん中あたりにいるらしい。
右に行くか左に行くか。
こんなときこそモバイルGoogleマップだぜっと思って携帯を取り出すとメールの着信が2件ある。
うち1件は会社の後輩からで、うちの会社が休業宣言したとのこと。
よく意味が分からないのでやりとりしていると、仕事の無い人は休業扱いとして給料は8割支給という形になるらしい。
いやー、仕事しないで8割貰えるなんて願ったりかなったりだなぁ。
戻ったらさっそく立候補しよう。

厳美渓にかかった天工橋という橋を渡る。
右側を見ると東屋周辺に若者から中年、年寄りまでの正体不明の集団が20人くらいでがやがやしていたので橋を渡って左側を歩いてみる。

天工橋からレストハウスに向かって左
左側。奥に見えるのが御覧場橋。

ちょっと歩いただけでたぶん厳美渓の一番の観光ポイントと思われる御覧場橋という吊り橋にたどり着く。
ぎしぎし結構揺れる。
橋の真ん中で暫し観覧。


天工橋方向


天工橋と反対方向

桜が満開のときは「お見事」な景色らしい。
でも今はほとんど咲いて無いな。
空も全体に雲が薄く膜をはって日の光を弱めているし。
つまりなんか寂しい雰囲気。
険しい山の中にある渓谷ではなくて、渓谷の脇には住居や店が並んでいるというところもなんか東京近辺でも見れそうな景色。
吊り橋の上で景色を眺めたり写真を撮ったりしていると、突然橋がぎしぎし揺れだす。
ちょうどカメラを構えていたところで危うく落ちそうになる。
横を見るとヤンキー風カップルが吊り橋を渡り始めたところだった。
必要以上に吊り橋を踏みしめて揺らして歩いていく。
女の方はホットパンツをはいて素足を丸出しにしていたのだけど、太い、短い、ぼこぼこしている、でちょっとびっくりしたな。
ホットパンツって相当脚に自信ないと履けないもんだと思っていたのだけど。

カップルが通り過ぎてから僕も渡り終え、そのまま天工橋と反対方面に進んでみると水辺近くまで降りれた。



道路沿いに天工橋まで戻る途中、温泉神社という神社があったので入ってみる。
「馬」がいたから写真撮ってみたのだけど見た目の色と写真の色が全然異なる。
今のRICOHのR8というカメラは確か1年くらい前に買ったのだけどそれまで使っていたSANYOの二機種に比べるとオート撮影の色合いが青白くなりすぎて好みじゃないと思ってあまり使っていなかった。
その後、初心者用オプションと思われる「色の濃さ」設定を「薄い」、「シャープネス」設定を「ソフト」にすると少しだけましになったので、あまり気にしないようにしていたけど、馬はあまりに色が違いすぎるのでちょっと頑張ってみる。
ホワイトバランスの調整は撮った後なら細かく調整できるけど、撮る前は調整できない模様。
ホワイトバランスのマニュアル設定はあるけど使い方がわからんと思ってうなっているとふと思い出した。
ホワイトバランスのマニュアル設定は白い紙とかを写して白色をセットするって説明書に書いてあった気がする。
周りを見ると白い案内用の角柱があったのでさっそくマニュアル設定して再度撮影すると大分色合いが変わる。
ただ、今度は違った方向に色が変わった気がするけど元よりかは少しだけ実際の見た目の色に近くなった、気がする。(実際の色がどんなだったかはもう忘れた)


ついでに温泉神社の写真。


天工橋まで戻ると、まだ東屋付近に謎の集団がたむろしている。
ああ、本当に謎の集団だ。大学のサークルなのかと思いきやおばちゃんとかじいさんとかもいっぱい混じっているし。
集団からちょっと離れたところで景色を眺める。



ズームで撮ると大自然の中にあるように見えなくも無い。


達谷窟


厳美渓はもういいやと思って達谷窟に行くことにする。
事前調査によると厳美渓から達谷窟を通って中尊寺まで行くバスが走っているはず。
それらしいバス停に行くと、時刻表の部分に貼り紙があり2008年11月で終了しました書いてある。
なにー、不況のせい?
バスで行けなかったら車持って無い人はどうやって行くのさ。
(※後で調べたところ、終了とは2008年の運行は終了したということで2009年は4月18日から運行開始するらしい。今はまだ観光時期ではなかったということか。)
達谷窟は是非行っておきたいのだけどな。
明日は平泉巡りで忙しそうだから厳美渓まで来た今行っておきたい。
Googleマップ見ると、距離はいまいち分からないけど頑張ればまあ歩いていけなくもないんじゃないかと思って歩いていみる。



マップによると歩いてすぐ長慶寺という寺があるはず。
そこまでの距離によって達谷窟まで行くかどうか判断しよう。


大きな地図で見る

だけど歩いても歩いてもそんな寺にたどり着かない。
さっき山の斜面が墓地になってたところがあったけど、きっとあそこに長慶寺があって入り口を見逃したのだろう。
と思いながらも緩やかな上り坂を上ったと思ったら下ってまた上ってとか繰り返しているとどこで引き返そうかとばかり考えてしまう。
なにより花粉がひどいのかさっきからくしゃみしまくってその度に鼻水だらーんとさせているので疲れた。
暫く歩いていると平泉町入り口の看板が見える。
こ、これはと思ってもう一度Googleマップを見ると(圏外だったけどキャッシュで確認)長慶寺なんてとっくに通り過ぎてあと少しで達谷窟というところまで来ていることを知る。
なんだ近いじゃん。
Googleマップ様様でWillcom03にして初めて良かったと思ったひと時。
程なく到着。

今回初の寺で少し興奮。
観光客らしき人は見当たらず、作業着着た造園業のおじさんが二人いるのみ。


と、鳥居?


不動堂
曇りで暗めのところ、さらに暗い堂の中を覗くと不動明王の白い目にぎらっと睨まれるのでびびる。

不動堂から金堂に行ったのだけど、どうもいきなり参観経路をぶっちぎりで無視しているっぽいので、本来の経路に戻って毘沙門堂に向かう。
正規の経路を通ったらしき若いカップルが丁度毘沙門堂の階段を上っていくところだった。



ちょっと間を置いてから僕も中に入る。
おお毘沙門天だらけ。
靴を脱いであがれるのでしばらくゆっくりする。

毘沙門堂を出ると顔面大仏。
でかい石がごろごろ積み重なったところがあるのでそこをじろじろ見ていたけど顔面らしいものが無い。
周りを見渡すとそびえる崖の下に白い角柱が立っていて、顔面大仏と書いてある。
ああ、こっちかと思って崖を見ても何もないのだけど、ふと崖の上を見上げると、あった、顔。



こんな高いところによく彫ったな。
源義家が馬上より弓張を持って彫ったと伝えられているらしい。
馬上って・・・
もともとは顔面だけじゃなくて全身がちゃんとあったらしいのだけど地震により崩壊して今は顔だけ。
北限の磨崖仏。

次に弁天堂。
堂の中に綺麗な顔した弁天様。


フラッシュたくの嫌いなので露出補正をMAXまであげたのだけどやっぱり暗い。




金堂はそんなに面白くないのだけど、この赤はホワイトバランスの調整に使えると思って、いろいろ設定をいじりながら何枚か撮影し、実際の見た目の色にほぼ近い値までこぎつける。

なかなか楽しかったな。
厳美渓まで再び戻る。

一関市博物館


ちょっと時間があるので一関市博物館に寄る。
入館は午後4時半までとあり、今4時25分くらい。
企画展で「没後20年 色川武大と阿佐田哲也の世界」というのをやっているけど、時間も無いので常設展のみにしようと思う。
館に入って受付の姉ちゃんの傍まで歩いていくと、5時までとなりますがよろしいですかと言われる。
承知の上なので「いいです」と言って、続けて「常設展のみで」と言うと少しいぶかしげな顔をしながら300円になりますと言われる。
チケットを受け取るときに「こちらのチケットで色川武大と阿佐田哲也の世界も御覧になれますのでよろしければご鑑賞ください」と言うのでそこでやっと納得。

館内がえらく暑いので上着を脱いでリュックに押し込み、ついでにトイレ行く。
ただでさえ少ない時間をロス。
心持ち早めに鑑賞。
説明用のパネルは基本すっ飛ばし。

刀剣展示場は見ごたえがある。
こんなに研ぎ澄まされ徹底的に斬ることが追求された日本刀で襲い掛かられたら怖くて一歩も動けない。
一通り刀剣を見た後に展示場の真ん中の方にあったパネルをちょっと読んでみると刀剣を見るときのポイントが解説されていて、先に読んでいればよかったと後悔しつつも次の展示場所に移動する。

昔の和英辞典が開いた状態で展示されていて、つらつら見ていたら「AIKASA」(合傘)の英訳が載っていた。

和算のコーナーは面白そうな問題がいくつかあったけど解いてる暇ないのでスルー。

リミットまで10分くらいを残して常設を見終わったため色川武大のコーナーへ。
知らなかったのだけど阿佐田哲也は「朝だ、徹夜」から来ているらしい。
気づきそうで気づかない。
そういえば大下八郎は「たいしたやろう」から付けられたと本人がテレビで言っていた。
見る気なかったくせに結構面白く、気づいたら腕時計が5時をさしている。
職員が来るかなと思いつつ見続けていると警備員がやってきて「すいません」と言うので「時間ですか」と返して退館。
入ったのが閉館時間のちょっと前だったせいか僕の他に観覧していた人は一人もいなかった。

バス待ち


バスが来るまで時間があったので、あまりに怪しかったため入らなかったガラスパークの中に入れるところまで入ってみる。



お、なんかただで結構入れる。
一瞬、廃墟?と思うが進んで左側の建物はガラス販売店になっているみたいでちゃんと営業しているっぽい。
(※今ネットで調べてみると「世界のガラス工芸品10,000点」の展示や販売、そして体験工房などもあるらしい。入ればよかったな。)
廃墟?と思った理由は入り口入ってまっすぐ進んだ突き当りにある公園みたいなところが明らかに廃墟だったので。




この噴水の周りに様々なアトラクションっぽい遊具があったのだけど、どれも風雨にさらされ朽ちた状態。
「これは危険なため使用しないでください」みたいな貼り紙がしてある遊具まである。
(写真とっておけばよかったな)

ガラスパークを去って、夕日の厳美渓へ。




さすがにもう謎の集団はいなくなったので東屋に行ってみる。
ああ、ここはかの有名な「かっこうだんご」の場所だ。(まあ前日調べていた時に初めて知ったのだけど)
対岸の店からロープを伝って団子が滑降してくるという。
そういえばあの集団は皆で団子食ってた。
赤い旗が出ているときは販売終了となっていて、対岸の店を見てみるとばっちり出ている。ちぇっ。

バスに乗り込み一関まで戻る。
厳美渓のバス停からからバスは厳美渓沿いを暫く走るのだけど、左折して厳美渓から離れるあたりで風見鶏の下のほうについているような十字の方位案内が立っているのが目に留まる。
東西南北じゃなくて道案内なので今来た方は「サハラガラスパーク」となっている。
どうもサハラガラスパークが立てたものらしい。
そのためか他の方角は「東京」「大連(中国だったかな?)」と適当。
「東京」とかを「サハラガラスパーク」と同列にしてしまう粋に感服。
しかも「サハラガラスパーク」以外は方角すら適当だったように思う。
ちなみに忘れた頃に右手窓の外にサハラの工場が見えた。

釣山公園から飯


東横INにチェックIN。
予約は1泊のみだったのだけど、2泊にできないか聞いてみたら快く応じてくれて2泊に変更。
18時頃だったか。
部屋で一服後に飯食いに出かける。

宿近くにソースカツ丼の貼り紙のある店があって、目星を付けておいてからちょっと散歩。
ああ、本当なんもない。
適当に歩いていた方角がちょうど釣山公園方面の道だったため行ってみようかと思う。
Googleマップで検索すると公園の入り口に食事処があるみたいだし。

真っ暗
それにもう脚が痛い


地図的には釣山公園の横の道を歩いており、せっかくだから釣山公園内を歩いて食事処のある入り口まで行こうと思ってそれっぽい階段を上ってみる。
アスファルトの道に出たけど民家しか無く、もしかして私道かもと思う。
アスファルトの道から横に獣道みたいな上り坂があったけど、恐ろしいほど暗くて先が何も見えないのでそんな道は見なかったことにする。
そのままアスファルトを少し歩くと行き止まりっぽかったので、さっさと元の道路に下りる。
無駄に体力使った。

なんかもう引き返すに引き返せないところまで歩いてきた感じ。
そしてなんとか公園入り口まで到着。
喫茶店っぽい食事処が民家のような建物の二階にあったけど、やっているかどうかもよくわからずスルーして公園内へ。

電灯に照らされた案内板を見ると結構広そう。
いきなり道が二手に分かれているけど一方は急な上り坂だったためもう一方を進む。
でもこっちもすぐに急な上り坂。
山だからねぇ。
それより電灯がとぎれとぎれのため、光が届かないところは完全な闇になっていてかなり危ない。
というか怖い。

光が乏しいために諧調もくそもなくなって写真が灰色か黒かの2値みたいになっている。
実際には真ん中あたりで光っている電灯が周囲を照らしてもう少し明るい。





ここは夜に来ちゃいけないところなのだろう。
引くべきと思いながらももう少しだけ上ってみようかと数メートル先が見えない上り坂の暗闇に突っ込んでいってみる。
ちょっとした広場みたいなところがあったので入ってみる。
やばい、広さの割に電灯が少ないため足元すら見えない。
柔らかい芝生の上を歩いているかと思ったらいきなりアスファルトになったり。


分かりづらいが結構高い。
青い光の建物が東横IN。

これ以上は危険と判断し降りる。
飯はさっきのソースカツ丼にしようと思って足早に戻る。
頑張って戻ったのに。
既にシャッターが降りている・・・
20時くらいなんだけど。
なんかやばそう、早く見つけないと。
高知行ったときは確か18時くらいで商店街の店がほとんど閉まっていた気がするし。

「一関名物」と書いてある旗の出ている店に行って店先のメニューを見ると量は少なそうだし1500円以上と高い。
むー、脚痛い。
面倒になってきた。
駅前のラーメン屋に入る。

ラーメンはそんなに好きでもないけどまあいいや。
塩ラーメンと小どんぶり(チャーシュー丼)のセットを頼む。
そして出された水を一口。
不味っ。
これ、なんだろう。とにかく不味い。
都会の水に慣れて田舎の美味い水がまずく感じるとか?
いやいやそんな事はないだろう。
ラーメンもこの水で作っているのか。
嫌な予感がしつつも顔色一つ変えず置いてあった鋼の錬金術師の1巻を読む。

暫くしてラーメン到着。
店員により目の前にどんぶりがするする滑り出てきた一瞬、ぷーんとした匂いがした気がしてはっとして注意深く匂ってみたところ気のせいだったっぽい。
スープを一口。
なかなか濃い味で黒胡椒も効いている。
そして後味が、んっ?
濃い味なのに後味が急に薄くなって・・・あの水の味になる。
何回か飲んでみたけどやっぱり後味があの水の味になる。
なんか疲れて味覚がおかしくなっているのかもな。
そもそも僕は味音痴だし。
スープは大量に残してそれ以外は残さず食って店を出る。
そういえばここで1000円も払うならさっきの一関名物ってやつを食っておけばよかった気がすると財布をしまいながら思う。

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