2011年3月26日土曜日

映画『バッテリー』

2006年 監督:滝田洋二郎
BS-TBS 録画


バッテリー 特別編 (初回生産限定版) (あさのあつこ書き下ろし小説付) [DVD]

『バツ&テリー』じゃない。『バッテリー』だ。
浅野温子じゃない。あさのあつこのベストセラーが原作。
この全く興味を惹かない映画をなぜ見たかというと、主題歌が熊木杏里なんですね~。
『春の風』。
確か初の映画主題歌だったと思う。

映画自体はまあそこそこ面白かった。
豪腕天才CGピッチャーの原田巧(林遣都)とキャッチャーの永倉豪(山田健太)というバッテリーの友情と、巧の家族の物語。
野球だけど野球の方はバッテリーの二人が中心で他のナインは名前どころか顔すら分からない。
それでも野球がやっぱりメインになっていて、野球を通じて少年や家族が成長していく。
きっと原作ではそういう過程がもっと丁寧に描かれているんだろうな。

途中からヒロインのような子が出てくる。
ヒロインと呼ぶにはあまりに中途半端なキャラクターで見せ場も無いし、大沢あかねのような目をして取り立てて可愛いというわけではないのだけど、この子が非常に気になる。
なぜだろうと考えてみると、とにかくこの子は色が白い。
病的な白さではなくて、純潔清廉な白さでまぶしい。
健康的とはいえその白さは自然に囲まれた田舎の中学校には似つかわしくなく、掃き溜めに鶴(といったら周りの子に失礼だが)のように異質に際立っている。
だってランニングしているテニス部員のシーンなんか、皆陽に焼けているのに一人だけ異様なくらい真っ白だしね。
微妙な可愛さと田舎臭い声と圧倒的に存在を主張する白さがリアルに中学校のマドンナという感じで凄くよかっただけに、中途半端な役柄が惜しい。
蓮佛美沙子という子。
検索してみると今は大分大人びているな。

主役の林遣都はこれがデビュー作らしい。
こちらも色が白い。

主役二人が中学に上がりたてという設定はまあ許せるとしても、ライバルの横手二中の二人は中学3年どころか大学生かもしくはおっさんじゃないか。
実年齢はどんなもんだろうと調べてみると
渡辺大:1984年生まれ
関泰章:1980年生まれ
・・・なんか却って清清しい。
渡辺大は渡辺謙の息子らしい。

0 件のコメント:

コメントを投稿