2004年10月1日金曜日

今週は

9/27(月)の田川寿美コンサート以来なにもする気が起きずに仕事を辞めましたなどという論理が成立するべくもなく毎日あくせく働いていたのだがこういう気力の無いときに限って仕事が忙しいという不幸に見舞われた上に一月前に直したばっかなのに再び自転車がパンクするという不運が重なり本気で悲しい寝不足状態のまま今朝の満員通勤列車でつり革に掴まってうとうとしているとすぐ近くに立っていた茶髪のスーツ着た兄ちゃんが目の前のおっさんにもたれかかったと思ったら崩れるように床に倒れ、大丈夫ですか!とびっくりして声をかけても反応なくうつぶせている兄ちゃんの目はうつろに開いたままで、時折体全体で痙攣する姿を見ながらどうすればいいのか全く分からずおろおろしていると若い私服の兄ちゃんがとりあえず次の駅でおろしましょうと提案し、倒れた男の周りにいた乗客は皆心持ちほっとしたように男を見下ろしたりそっぽむき出したりで、あまりに自分は無力だなぁという気持ちと車内はあんなにぎゅうぎゅうだったのに男が倒れた途端にえらいスペースができたのねと気づいて感慨にふけりだし始めたところで男がおもむろに開いた目のまま両手だけを動かし手のひらを床にぴったりつけ、ぐぐっと起き上がったので息を詰めて皆が見守り、心配そうに見つめていた乗客は立ち上がり目頭を押さえている男にむかって大丈夫ですかと声をかけ、おばさんがとりあえず座った方がいいですよという言葉を聞いた着席中のがたいのいい30才くらいの人が立ち上がり席をゆずり、結局2,3人が無駄に空けてくれた席に着席した男を見て車内はいつもの満員列車に戻ったのだけど、尋常じゃない倒れ方した男は大丈夫だろうかと心配しながらも浜松町に着いたために先に下車して築地市場の会社で仕事をこなし、帰宅の電車ではぼーとしすぎて蒲田に着いた事にも気づかず閉まりかけのドアを危うく飛び降り、いつものくせで会社の自転車置き場に向かって歩いたがそういえば自転車パンクしていたんだと思い出したときには自転車の置いてある家とは反対方向に大分歩いてしまったために来た道を引き返して歩いたら20分以上はかかる家までの道のりを思って鬱屈しながら22時をまわった今、家で何か作る気も無く火曜に買ってきた食材をほとんど使っていないことが不安ながらコンビニに立ち寄り弁当を買おうとしたが食いたいものがなくてしょうがなくカップラーメンと肉まんあんまんを購入して帰宅すると、先日のコンサートのDVD化はなさそうという情報を得てどよーんと沈んだ。



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