2010年12月5日日曜日

見終わって

ギンレイで一本目見た後に席を移動したのだが、2本目が始まる直前に文庫本を前の席の床に置き忘れていたことに気付く。
まあ、2本目終わったら取りに行こうと思って特に気にせず。
2本目終わって前の席に行ってみると、な、無い~。
言ったり来たり怪しくうろうろするがやっぱり無い。
もしかしたら受付に届いているかも、と思って「あの~、本を置き忘れてしま・・」と言いかけたら従業員が「ああ、これですか」と視線をカウンターに落とすので追うように視線の先を見ると、八重洲ブックセンターのブックカバーの正しく僕の本。
受け取ってそそくさと映画館を後にする。
ところでこの本、久しぶりに読もうと引っ張り出した蓮實重彦の本なんだよね。
他の場所ならともかく映画館で蓮實重彦の本を落とすって人によってどう思うか千差万別だと思うけど、いずれにしろなぜだか気恥ずかしい。

その後BOOK OFFに行く。
最近FNS歌謡祭でTOKIOやV6が光GENJIの「Graduation」を歌っていて、何の思い入れもないのに懐かしさに切ない気持ちになる。
作詞:飛鳥涼 作曲:CHAGE。
名曲だわー。
ということでチャゲアスのCDでも探そうかとCDの250円コーナーを見ていたら、もう解散したバンド、ジムノペディ『雨、所により花吹雪』がしれっと置いてあるのを見つける。
新品なみに綺麗。
もう慌てて確保した。

チャゲアスのCDはいっぱい置いてあったけど、よくよく考えると基本的にカセットテープで一通り持っているんだよなと思ってやめる。デッキがないから再生できないが。

ついでに普通価格の洋楽コーナーも見ていたらデイブエドモンズの紙ジャケットがたくさん置いてある。
こんな紙ジャケット見たことないぞ。
ジャケット見てみると2008年に発売になっている。
昔は中古CDショップ行ってもデイブエドモンズのCDはめったに置いてなくて(新品ではいくつかみかけたけど・・)、見つけた時に買うようにしていても数年で海賊版っぽいライブCDを1枚買えただけだというのに、豊かな時代になった。

他にも見ていて「こんなの置いてある」と思うCDは手に取って見ると2008年が多い。
2008年ってなんかあったんだっけ。
中でも緑色の帯がついた同じレーベルから出ているらしきシリーズのCDをよく見かけ、見たこと無いなぁと手に取るとやっぱり2008年。
ネットで調べてみるとこの緑色の帯のCDはSHM-CD(Super High Material CD)とかいう高音質のCDシリーズらしい。
SHM-CDが製品化されたのが2008年。
既存アルバムのSHM-CD化による再販やら独自のベスト版など大量に発売されたのが中古市場に流れてきたということか。
ピーター・フランプトン、ハンブル・パイ、ニューヨーク・ドールズ等々ベスト版になって手に入れやすくなっている。

長い間物色したけど結局『雨、所により花吹雪』だけ購入する。
家帰ってさっそく聞く。
おお、懐かしい。
昔so-netの音楽サービスでこのアルバムを毎日パソコンで聞いていた以来だから8年ぶりくらいか。
ジムノペディはDVDがamazonで超高額になっていて、CDも高騰しているのかと思ったけど今調べてみると普通の値段で売ってるな。
5年前に買ったDVDはまだ開封すらしていないのだが本当いつ見ようか。

そういえば3日にBSハイビジョンでやっていたジャッキー・チェンの『スパルタンX』を録画し忘れた。

0 件のコメント:

コメントを投稿